北海道マラソン2017完走したぞー!【役に立ったグッズは・・・】

まずは・・・

 

北海道マラソン2017、無事完走しました!

我ながら、素晴らしいと自画自賛

 

初めての北海道マラソン(フル)ってこともあり、完走が唯一&最大の目標でしたから。

とはいえ、ネットタイム洞爺湖と1分ほどしか変わらず

タイム的にも満足のいくものでしたね。

 

では、完走までの流れを。

 

26日土曜日は厚別公園競技場J1リーグ仙台戦。

足は極力休ませたいと、立ちっぱでの応援となるゴール裏は今回は回避して

バックスタンドでの応援。

とはいえ、座っての応援でも決してすわり心地のいいとは言えない厚別のスタンド

膝とか足首とかが無意識にロックされたりしているのか

試合後、事前受付に行こうと大通公園そばの駐車場から降りた瞬間

左足首に激痛が走った。

軽く左足をひきづって歩かないといけないくらい。

まったく前兆もなく来たもんで、なぜ?そして明日は大丈夫か?と不安だけがよぎる事前受付。

 

帰宅の道すがらにカーボローディングの仕上げにと丸亀製麺でうどんをすすった後

サツドラで効果の高そうなボルタレンEXテープなるもの(見た目はサロンパスみたいな感じ)を購入

帰宅後足首に張っておいた。

歩くことでかえって潤滑油が回った感じなのか痛みは軽減していたけど。

夕食後はBCAA顆粒を溶かしたOS-1の500mlを飲む。

 

試合もあったこともあり9時にはすぐに寝付いたものの

気が張っていたのか案の定2時には目が覚め、6時間は横になっていなければと3時までは

寝付けないながらも布団の中に入って

3時にはしゃーないなと起床した。

 

24時間テレビやってたのでそれを見たりしつつ

4時ごろからぼちぼち準備。

熱いシャワーをまず浴びて、朝食は前日に買っておいた助六寿司と豆乳、そしてBCAA顆粒。

足全体と股間にワセリンを塗りこみ、乳首にはテーピングテープを張る。

何となく数日前から膝の違和感を軽くながら感じていたのでテーピングも。(これは杞憂だったかな)

肌が露出するとこには日焼け止めを厚塗りしておいた。(これはスタート直前にも)

そして、鼻通りをよくするために鼻腔拡張テープ(キャンドゥで売ってる安いやつ)を張る。

 

6時には自宅を出発。

車内でおにぎりをさらに2個食し、大谷地駅から地下鉄へ。

ファンランで参加した去年同様、地下鉄車内は明らかに北海道マラソンに参加する人たちだらけ。

 

7時15分頃には大通公園についたかな。

すいてるうちにトイレで小をすませ(大は自宅と途中のコンビニで2度済ませておいた)

ある程度は自宅で着替えておいたが、更衣室に入り最終の着替えを完了。

kappaの白いキャップ、上は「タイのメッシ」ことチャナティップモデルのコンサドーレ・プロコンシャツ、

(デザインはレプリカ同様だが、スポンサーロゴとかがワッペン貼り付け加工のレプリカと違って

全部シャツ自体に印刷加工されてるのがランニング向きかなと)

下にkappaのパンツ。(そもそもサッカー用っぽいやつのでランパンよりは丈がやや長め)

カーフタイツZAMSTのLC-1ふくらはぎ用。

シューズはASICSのNEWYORK5。

首周りを常に冷やしておけるよう濡らした日本手ぬぐいを首に巻いておいた。

普段からつけているメガネには、ダイソーで買った脱着可能なクリップ式のサングラスを。

 

さらにバナナを半分ほど食した後、大通公園6丁目のステージへ。

コンサドーレ・日本代表サポーター「プロサポーター」の村上アシシさんが

北海道マラソンコンサドーレユニに参加する人に

事前に集まって記念撮影をしようと自身のブログ等で呼びかけを行っておりこれに参加しようと。

去年、ファンランで参加した際も(その後フルの応援に回ったこともあり)

コンサドーレユニのランナーさんは確かに多いなと思っていましたが一堂に集まると圧巻!

結果、30人以上のコンサドーレサポランナーが結集。

偶然にもコンサドーレサポの撮影直前にステージで写真撮影をしていた

コンサドーレのメインスポンサー(北海道マラソンの特別協賛でもある)石屋製菓石水社長

近くにいたレッズサポ・ヴィッセルサポも入り記念撮影。

「We are SAPPORO」コールでさらにテンションを上げました。

(昨日の勝利で元々みんなのテンションは高めに感じられたが)

 

撮影が終わると、スタート地点へ。

30分前くらいに、スーパーヴァームゼリーと梅丹本舗の2RUN(ラン用に特化した塩タブレットみたいなやつ)を。

朝食後からスタート直前までにOS-1を1本ちびちび飲んでおいた。

上段が走る前に飲んだもの。中段には途中で飲んだものの(左から10.20.30.36km)下段が走った後に飲んだもの

 

スタート地点のMCさんのアナウンスによると

スタート直前で気温は24℃。

直射日光の強さはやはり感じられ、スタートまでは

スタート方向とは逆に座って日差しを避けるようにしていた。

 

奥さんと娘がスタート地点まで一緒にいてくれて座っていろいろ話していたが

ある程度列整理で前のほうに移動すると後はスタートの号砲に集中して待つ感じ。

スタート前のストレッチに関しては洞爺湖の時は全くと言っていいくらい何にもしなかったが

今回はアキレス腱やふくらはぎを伸ばすのはちょこちょこやっておいた、あと肩回しとか。

 

9時、いよいよスタート。

自分のスタートブロックはFだったので

当然、すぐには動かずじわりじわりと前に進みつつ

テレビ塔がスタートからのカウントアップを表示していたので

スタートまでのロスタイムは6分くらいってわかった。

スタート地点を横切るのに合わせて、スマホのRUNTASTICを起動させる。

 

最初の5kmは1km6分半を想定ペースにしていたが

周囲の流れにそのまま任せて走り出せばうまい具合にちょうどそれくらいでした。

出だしの5kmは32分11秒(km6分26秒ペース)

 

創成トンネルを走っている頃

ジワリとペースを上げつつあったこともあり

少しずつ追い抜きをかけていった中で

前に「報道」のゼッケンをつけたカメラマンが2人走っており

そこを中心に混雑した感じで

邪魔だなぁと正直思いつつなんとか追い抜きをかけた。

これは翌日に知ることになったのだが

今年の北海道マラソンにはロンブーの亮くんが参加していたらしく

ってことは、当然NHKBS1の「ラン×スマ」の番組内企画での参加。

応援naviで調べると5~10kmの間に抜かしていたらしく

思い当たるのはこのタイミングしかない。

毎回欠かさず見ている番組で、いつかは同じ大会で一緒になれたらと思っていたのに

亮くんが走っていることにまったく気が付かないとは、ほんと不覚。

 

5km以降はkm6分10秒が想定ペース。

5~10km30分50秒(km6分10秒ペース)想定ペースぴったり。

7kmあたりでkm5分53秒というラップがあり

前半に突っ込むことは避けたかったので自重。

 

序盤からなんとなく右ひざと右足首に軽く違和感を感じていたので

給水の際は飲むこともだけど、違和感を感じるところに水をかけて冷やすことも意識しておいた。

 

創成トンネルでGPSの受信がうまい具合に行かなかったか

ここでRUNTASTICのペース計測が一時飛んで

実際の距離と計測している距離がずれたが

ペース計測は1km単位でその後もできていたのでそのままにしておいた。

 

スマホからはkmごとのラップだけでなく

音楽やラジオ番組「コサキン」を昔エアチェックしたものを聞いていたのだが

コサキン」に関してはなぜか音量が上がらず

途中からはradikoSTVラジオを聴きながら走っておりました。

 

札幌駅北側のファンランと分離するあたり

沿道から「行ってらっしゃい!」の声に

改めてここから遠く手稲前田までの道のりが始まるんだな

これまではウォーミングアップで

ここからが本当の意味での北海道マラソンのスタートなんだなと思いがふつふつと湧いてきた。

 

心配していた暑さもそれほど。

サングラスをしていることもあったので

日差しの感じははっきりとは分からなかったが

時折吹く風も涼しくて特に序盤は心地よい感じだった。

 

10~15km31分21秒(km6分16秒ペース)

15kmの給水所でスポンジ取って、首の後ろに差し込むいつもの作戦。

ただ、首に手ぬぐいを巻いた状態でスポンジをさしていたことが影響していたのか

これ以降、肩がこる感じがすごくしたので

次の給水のところでスポンジは返した。

首に日本手ぬぐい作戦。濡れている間は頸動脈を介して?体を冷すことができ

乾いたら給水所で紙コップに入った水をかけて簡単にまた濡らすことができる。

これがあったので、今回はスポンジのお世話になったのはこのタイミングだけだった。

 

新琴似2条通りあたりで、反対車線がにわかに騒がしくなる。

先頭集団が折り返しを済ませ、帰ってきているようだ。

「規制予告」の車が過ぎてしばらくたつと

中継車から白バイからいろんな車がやってきて

先頭集団が一気に駆け抜けていった。

「頑張れ!」と声をかけるが、こっちも走っている身。

応援することが体に染みついているんだろうなと。

 

今回は、コンサドーレ応援仲間が数多く応援に来てくれると言ってくれていたので

前日の仙台戦の試合前とかにどこあたりで応援してくれるとありがたいとか

コンサドーレユニで応援してくれると

ユニで走っている人が力が出るとか

コンサドーレサポを優先に応援してほしいけど

次に他のJリーグチームのユニ姿のランナーさんを応援してほしいとか

水とポカリスエットの500mlのペットボトルを用意してほしいとか

厚かましくもいろいろお願いしておいた。

 

いよいよ北海道マラソンの1番脂っこいところである新川通に突入。

そんな新川通で応援仲間の姿を見つける。

ポカリを一口飲んで、水を頭からかぶって

ちょこっと話してまた走り出す、そんな感じ。

ありがたいけど、それほど長居できないのも申し訳ない。

15~20km31分25秒(km6分17秒ペース)

 

新川通の往路、中盤くらいで中間点が来るが

あまりそれを前半戦と思わないようにはしておいた。

折り返しの25km位までが序盤くらいのイメージで。

 

確かに新川通は長く、ここまでよりは単調で応援も比較的少なくなる(それでも切れることはないのだが)

とはいえ、この単調さは長沼あたりで練習で何度か走った7km往復の直線を考えれば

それほど苦痛なものではなかったかな。

 

20~25km30分16秒(km6分3秒ペース)

5km毎でいうとここが最速ラップ。

かえってカーブもなく単調なこと、

20kmまでに仲間から給水をもらえたことで混雑する給水所をパスできたこと

そこらへんが要因なのかも。

 

25km過ぎの折り返しを過ぎる。

やはりどうしても折り返し地点のでっかいコーンはペチペチと叩きたくなるのはなんなんでしょうね。

 

ここらへんで

「このペース、体の状態、関門の制限時間との残り時間とかを考えるとほぼ完走はいける」

と思えるようになり

さらに気持ち的に余裕をもって走れるようになってきた。

応援の仲間のみんなには「余裕!余裕!完走いける!」と話していた。

 

30kmの給食で石屋製菓の白いバウムを口にする。

白いバウム、ほんとうめぇなあと。思わず、声に出す。

「風が涼しいー!」とか「うめぇー!」とか心の声を普通に声に出したりして走っておりましたw

予定どおりに10.20.30.36kmとエネルギージェルを口にしていたので

給食を口にしたのはここだけだった。

25~30km31分15秒(km6分15秒ペース)

30kmまではkm6分10秒を設定ペースにしてたが

5km毎でみると少しそれより30秒ほど遅れているのは給水時のロスと思われる。

給水のないところでは1km6分~6分10秒の間に収めることができていた。

 

30~35kmあたりは新川通の往路でいてくれた仲間がそのまま復路に回ってくれたりなどで

仲間の応援と給水を定期的にもらえた。

気持ちは中盤戦くらいのイメージで淡々と走っていた。

ここら辺にもなってくると、歩いているランナーさんも多くなり始めてくる。

去年、ファンランの後にフルの応援に回って見た風景だ。

 

30~35km31分41秒(km6分20秒ペース)

36kmあたりのJR新川駅そば。

去年自分がフルの応援をしたところで、奥さんと娘に待機してもらっていた。

渡してもらった最後のエネルギージェルを水で押し流した。

奥さん曰く、娘もマラソンの応援が楽しくなったみたいで

ランナーさんに声をかけたり、ハイタッチしたりしていたようだ。

親としては、応援自体を楽しんでいてくれてたことはうれしい限り。

 

ここまで結構、身体的にも余裕をもって走れていたつもりだったが

38km過ぎ、北大に入ったあたりから

さすがにしんどさが頭をもたげてきた感はあった。

残りの距離を考えれば、全く無理とか歩きを入れたいとかそんな感じでなかったが

それでもペースは一気に落としたくなかったので

腕ふり、呼吸、骨盤から足を動かすイメージの走りなど

走り全体を意識して身体を動かすようにし始めることで

それほどペースを落とすことはなかった。

北大構内で最後に応援仲間から応援&給水をもらう。

緑のトンネルともいえる木陰が続く北大構内

心地いいポイントが終盤に来る

北海道マラソンのコース設定の妙に走りながら感心したりしておりました。

35~40km31分50秒(km6分22秒ペース)

 

北大を抜けたあたりで残り1kmくらい。

ここまでくればそこまでペースを意識することもないし

まずイヤホンを外してそしてサングラスも外して

ポーチに収めて

目から、耳から、全身で最後の走りを楽しむようにした。

 

コンサドーレユニを着ていることもあって

コンサドーレ、頑張れ!」の声も多くかけてもらったし

179市町村代表ランナーにも選出されていたこともあって

「○○町、頑張れ!」も多くかけてもらった。

 

~ちなみに179市町村代表ランナーはわが町に関しては、

毎月各家庭に配布される町報に「代表ランナーになりませんか?」という募集記事が載っていて

それに応募したら選出されたのだが、応募はなんと2人だけだったらしい。

これに選出されると、参加費は無料になり

自分のように一般エントリーですでにエントリーをしていても

現金書留で一般エントリーでの参加費は返金になりました。~

 

洞爺湖ラソンもスタートゴール付近は観客も多いのだが

そこを離れると正直孤独な自分との戦いになるのだが

北海道マラソンは新川通を含めても応援が途切れることがなく

またコンサドーレユニでの応援もほんと多く

特にコンサドーレユニで走る自分みたいな人間にとってはほんと励みになった。

 

道庁赤れんが庁舎を抜け、大通6丁目のコーナーを曲がると

遠くにゴール地点が見えてきて

いよいよ終わるんだなと実感が湧いてきた。

 

そして、笑顔でフィニッシュ。

グロスは惜しくも4時間30分をわずかに超えたものの

ネットタイムは4時間24分10秒と

洞爺湖でのベストから1分あまりとタイムも上々だった。

40km~ゴール13分22秒(km6分5秒ペース)

 

完走メダルをかけてもらうが

大人になってこうやってちゃんとメダルなんかいただける機会なんてないよね。

完走者のタオルも去年ファンランの後でうらやましく感じたものを

実際にかけてもらえる嬉しさ。

そしてアイシング用の氷をもらえたのがありがたかった。

 

記録証ももらって6丁目のステージのそばで

ザバスリカバリーメーカーを飲んでアイシングしながらしばらくしていると

新川駅から戻ってきた奥さんと娘と合流。

LINEで応援仲間にも完走の報告しておいた。

 

そして地下鉄で大谷地まで戻り

車で北広島のほのかで温泉に浸かり帰路につきました。

 

身体へのダメージは

足首が翌日だけやや痛みがでて

筋肉痛は太もも前だけ水曜までは残りましたね。

 

今回の北海道マラソンなんですが

1番有効なグッズだったのは

ダイソーで買ったメガネにクリップで挟んで跳ね上げとかができるサングラスでしたね。

ちゃんとした度付きのサングラスがもちろんいいんでしょうけど。

気温はそれほどまで上がらなかった(当日の札幌の最高気温は25.3℃)とはいえ

日差しのきつさはありましたし。

目が紫外線を受ける過ぎることで疲労物質がたまるなんて話もあるらしいし

日差しを遮ることで、暑さ自体も錯覚で感じにくくなるような気がしました。

でもメガネ自体に止めるのはメガネを痛める可能性もあるので

次は帽子につけるタイプを試そうかなと思ってます。

 

次に、首に日本手ぬぐいを巻く作戦。

これも暑さ対策には有効かなと感じました。

給水所がしっかりある北海道マラソンであれば、たびたび濡らして首元を冷やすことが

体内の温度を抑えるのに有効だと実感しました。

 

去年からの大目標だった北海道マラソンを完走という結果で終えて

今年も1回はハーフを走りたいなと10月8日のとまこまいマラソンにエントリーしています。

フルマラソンに関しては、今後は自己ベスト更新が目標になって

今すぐはまだまだ厳しいですがサブ4ってところが大目標になっていくのかなって感じです。

まぁそのためには練習の回数や質は完全に変えていく必要はあるかなとは思いますが。

 

やはりスケジュール的にいうと

今後もフルは洞爺湖ラソン北海道マラソンの2戦になるのかなと思います。

もちろん別海パイロットマラソンや網走オホーツクマラソンも魅かれますが。