洞爺湖マラソン2017完走しました!【初のフルマラソン】

洞爺湖ラソン2017、完走しました!

初めてのフルマラソン挑戦、ネットタイムで4時間23分9秒。

目標にしていたサブ4.5も達成できました。

 

 

前夜からの流れを残しておきます。

 

20日土曜、アウェイ新潟戦の痛すぎる敗戦をDAZNで見届けた後

16時に自宅を出発。

 

高速を使って前泊の地、伊達に。

(当日入りもできなくはなかったけど、駐車場の確保など余計な不安は排除してきたかったので。洞爺の温泉街は高いし。)

伊達市内ビジネスホテルに。

夕食はちゃんとカーボローディングしたかったけど

これといった店も見つけきれなかったのでコンビニ弁当。

 

ゆっくりと風呂に浸かって、21時に就寝。。。

といきたかったが、2週間前から気管支炎になって咳と痰に悩まされる日々。

特にこの1週間はこじらせ気味で、夜寝る際に発作的な激しい咳で飛び起きる毎日で

この日も朝3時には激しい咳で起きることになってしまった。

 

6時間は寝ているのだからと、もうそのまま起きていることにし

4時くらいからぼちぼち準備

前夜コンビニで買っておいたいなり寿司6個とヨーグルト、そしてBCAA粉末を溶かしたOS-1を飲みます。

OS-1は前夜から。車中はこれだけじゃ足りずにポカリスエットも飲んでました)

暑めのシャワーを浴びた後(ここら辺は非常識マラソンマネージメントの影響です)

足の指にワセリンを塗りこんで、乳首カード用にテーピングテープを張って

なんとなく痛みのあった右ひざ下にシップを。

あと、ブレススルーっていう鼻腔拡張テープを鼻に張る。(ブリーズライトってやつが有名ですね)

服装もこの時点で本番体制に。

上は長袖のコンプレッションシャツにコンサドーレレプリカユニ、下はロングのコンプレッションタイツに短パンです。

それなりに温度は上がりそうな予報だったんで、上はコンフィッションシャツはなしにしようか迷いましたが。

(普段の練習でも下半身はそれほど暑さを感じないので下は迷うことなくこれでいきましたが)

 

5時半にはホテルを出発。途中コンビニでおにぎり2個とバナナを購入。

(さすがに餅を食べ続けるってのは非現実的だなと)

6時前には洞爺湖温泉街に到着。誘導員に誘導に従い、A1臨時駐車場(砂防ダム)に入れることができました。

ここは主会場からは比較的近い臨時駐車場ですが、A2、A3駐車場と共通のため地味にシャトルバス乗り場まで歩く必要はあります。

とはいえ、この時間に駐車場についた人はほぼほぼ主会場まで歩いて行ってましたね。歩ける距離ですし。

自分はシャトルバスに乗りましたが、他に乗ってる人いませんでした。

 

6時半ごろに手荷物預かり所の洞爺湖文化センターに到着。

建物の前に座って、あとはただただ時間が過ぎるのを待つだけでした。

普段使いのスマホGPSアプリとラン中にradikoを聞くように充電を取っておきたかったんで

もう一個SIMカードのないiphoneを暇つぶしに持って行ってました。

主会場周辺は無料の公衆wifiの環境下にあるってのは事前に情報を得てましたんで。

ツイッターとか見ながら時間を過ごしつつ

7時半くらいまでにおにぎりとバナナを食べました。

洞爺湖文化センターの手荷物預かり所に荷物を。

荷札をもらってそこにゼッケンナンバーを書き、荷物に荷札をつけてゼッケンナンバーで大まかに分けられたテーブルに

荷物を置いていくといった感じです。

 

8時ごろ主会場に。

8時半にスーパーヴァームウォーターゼリーを飲み、またまったり。

8時50分から集合なのでEブロックの中盤あたりにじんどりまたまったり。

横にコンサドーレユニを来た男性がいたので、すこしお話。

ここまでストレッチとかまったくせず。完全に序盤の走りをウォーミングアップにするイメージでした。

9時30分、なんか遠くのほうで号砲が鳴ったようでスタートっぽい。

テレテレ歩き始めてじわーっと走り始めて、実際のスタートまでロスタイムは2分14秒。

 

去年のハーフマラソンは自分の目標に適したペースの人を見つけて

その人の背後について、引っ張っていってもらう作戦でしたが

今回は事前に想定していたラップを周りを気にせず踏んでいく、そんな作戦でした。

最初の5kmは混雑も加味してkm6分30秒の想定。

最初の1kmが6分19秒。2~5kmがそれぞれ5分58秒から6分10秒の間。

 

気管支炎のこともあり、まともに走れないのではとの不安もあったが

いつもの感じの走りはできそうな雰囲気。ただ、痰だけはずっと出る。咳は幸いでない。

あと右足首がなんとなく痛くなりそうな気配が早々からしたのが気持ち悪い。

 

給水は最初から積極的にとっていく。アミノバリューと水。

飲むのはアミノバリュー。水はかぶったり、足首にかけたり。

(水は痛くなったとこにどんどんかけろとは金哲彦著「金哲彦のマラソンレース必勝法42」より実践)

 

最初の給水の最初のテーブルは大混雑で

アミノバリューが少し入った2Lの大きいペットボトルをそのまま渡されたのは笑った。

 

10kmでアミノバイタルパーフェクトエネルギーを飲む。味も飲みやすく好き。

エネルギージェル投入は4回と設定。事前の計画通り飲む。

 

さすがに汗もそれなりに出るので気づいたときに塩熱サプリも投入し、後半のつり防止。

あと、森永のラムネもウエストポーチに忍ばせておいたので

ブドウ糖投入とおやつ代わりにこれも思いついたときに。

 

7km8kmはkm6分20秒と6分27秒。給水のロスもだけどコース図によると地味にアップダウンがあったのね。

それ以外は14kmまで5分56秒から6分8秒とイーブンペースを刻めている。

 

右の足首に合わせて右足のかかとにも何となく違和感。

極力、骨盤を意識した走りで着地も足の真ん中、体の重心の真下に意識。

 

15kmのエイドにはバナナと梅干。

この梅干しがどんだけ塩まぶしてんだよ!ってくらい塩辛くて、しばらく口の中が痛かった。

恐るべし。

 

とにかく洞爺湖ラソンの肝は22kmあたりからの上り下りそれぞれ3kmの

財田の坂と踏んでいたので、そこまではもくもくとイーブンで踏むでいくことだけに集中。

 

18kmにkm5分45秒。だいぶペースもつかめて楽に走れてる頃だっただけに

だからといってペースを上げてはいけないとその後かえって自重することができた。

kmごとでいうとここが最速。

 

20kmでグリコワンセコンドCCDクリアレモン投入。

これも味もおいしく、濃すぎず、でそれほど重量もなくなかなかのお気に入り。

 

中間点で2時間9分6秒。ペースはkm6分7秒。事前の想定ぴったり。

5kmまではkm6分30秒でそこからkm6分の想定だけに

2kmから約6分のペースになった貯金を給水のロスで埋めている感じ。

 

いよいよ財田の坂

目線を下げてピッチ走行をしようと思っていたが

唯一の折り返しでランナーをすれ違う区間なだけに

コンサドーレユニさんを探すことに意識が行き過ぎちゃったかな。

何人かのコンサユニさんとサムズアップ。気合入ります。

 

ただ、23km6分31秒、24km6分16秒、25km6分33秒

もっと抑えてもよかったかなという反省点。正直もっと走りに集中すべきだったかなぁ。

 

この登り坂で足が重くなった感じ。

両ふともも前と右ふとともも裏の張りは一気に出てきた。

この後、水を含んだスポンジの提供のあるとこでは

どんどんスポンジで太ももに水をかけて冷すことを徹底。タイツを履いている分、かえって濡らして冷やしやすかった。

 

30kmでショッツエナージジェルバニラコーラ味を投入。

これはカフェインも入ってネットでも評判の高いもの。

ただ、初めて口にしたがとにかくまずい!すぐに水で押し流せるように給水の直前に口したのは正解だった。

 

30kmエイドはこの大会でも唯一の楽しみなエイド

しそジュースにゆで卵、わかさいも本舗のチーズケーキだったかな。

しそジュースとチーズケーキ?とバナナをもらう。

 

足が重くなったとはいえ、その後も当面走りが辛くなった印象はなく「30kmの壁」はいきなり感じることなし。

 

radikoでずっと郷里のNBCラジオ長崎放送を聞いていたのだが

エストポートをゴソゴソしているうちに急に音声がとまって

仕方なくここからは何も聞かずに走る。(あとから分かったのだが、ゴソゴソしてるうちにスマホ機内モードにしてたらしい)

 

35kmからは給水やスポンジのとこではしっかりとまって太ももを水で冷やした。

その分ロスタイムは30秒ずつほどでてる。

 

37km、残り5kmのポロモイスタジアム付近で

最後のエネルギージェル、ザバスピットインエナジージェルの栄養ドリンク風味を投入。

これもカフェイン入り。ショッツほどまずくはないが、どろどろと濃い目でこれも水で流す。

 

ペースはそれほど落ちてなかったこともあり

追い抜かれるよりも追い抜くランナーさんのほうが多い印象だったのは

自信になったなぁと。

暑さをそれほど感じなかったものの、それでも途中で倒れていて介護されてる人もおられました。(熱中症かなぁ)

 

最後の41km付近の歩道を走る区間の地味な登り坂はなかなか辛かったですね。

それを越えれば、湖畔の公園に入ってラストスパートって感じです。

(そんなにペースは上げなかったけど)

場所柄、スタート地点以降はそれほど応援される方の姿もまばらな大会ですが

湖畔の公園に入ると一気に応援する人たちが増えて華やかになりますね。

(そういや、30km付近の水の駅近くでコンサドーレのフラッグを持って応援していた親子連れがいましたね。嬉しかったです。)

 

湖畔の公園に入ってからすぐにゴールってわけじゃないけど

遠くに見えていたゴールのゲートにどんどん近づいて走り切り、心地よい感じでフィニッシュ!

もっと感動や感慨深いものがあるかなと思ったけどw

GPSアプリを止めて、フィニッシャータオルとポカリスエット、記録証もらって

とりあえずしゃがみこんで、無事完走したことを奥さんにLINEで報告。

 

Tシャツとランドリーバック、無料入浴券を頂いてゆっくりと洞爺湖文化センターまで歩く。

文化センターで荷物を受け取り、手ごろなスペースを見つけ荷物の中から瞬間冷却材を取り出しアイシング。

ウィダーインゼリーのゴールドとプロテインを飲み、BCAA粉末も。

ここで、スタート地点でお話ししたコンサドーレユニさんと再び出会いまた少しお話。

(マラソン中もなんどか抜いたり抜かれたりしてました。)

実はこの方、自分も何度かやっているコンサドーレのボランティアスタッフさんだそうで

あまりの奇遇にちょっと感激してしまいました。

次、自分が担務する際にでも再会できるといいなぁと。

 

バスターミナルからA駐車場行のシャトルバスに乗り込みA駐車場の乗降場まで。

で、実際のA1駐車場まで意外と歩くのがフルを走った後の足にはここで辛い。

 

せっかく無料入浴券を頂いたんだし、少しでも疲れを取ろうと温泉に入ろうとするが

意外と障害は多い。

まずは利用できる時間がぎりぎりの旅館が多い。16時までとかザラ。

制限時間ぎりでフィニッシュする人とか、はなからお断りみたいな時間設定。

(まぁ通常の日帰り温泉の受付時間がそうなんでしょうけど)

あと、洞爺湖温泉街の旅館はどこも激混みなんて話はネットでよく見たのでやはりパス。

そもそ臨時駐車場自体が16時までしか利用できないとのことなんで

車をまたどこかに移動しないといけないんだけど、マラソン直後に旅館の駐車場って空いてるのだろうか。

 

ってことで、洞爺湖温泉街以外のとこが狙い目と思われたので

車で30分弱ほど走ったところの「天然豊浦温泉しおさい」でひとっ風呂頂きました。

ラソンで疲れた体に温泉が染み渡る感じで、いいですねぇ。

温泉内にはマラソン後と思われる人も確かに多かったのですが

洗い場がないとかそこまでの混雑っぷりって感じではありませんでした。

 

利用時間、洞爺湖からの距離感とかを考えても

無料入浴券での入浴が可能なところでは

ここ「天然豊浦温泉しおさい」か「壮瞥町営ゆーあいの湯」壮瞥温泉の「いこい荘」

「仲洞爺温泉来夢人の湯」あたりが狙い目になるのでしょうか。

ゆーあいの湯なら美笛峠方面へそのまま出れますしね。

 

「天然豊浦温泉しおさい」での入浴を終え

すぐ出たところのセイコマで「北海道メロンソフト」を。

ラソンに向けてだいぶ甘いものは断っていたんで。

 

虻田洞爺湖ICから高速で帰宅しました。19時前には自宅についたかな。

 

そんでもっての翌日の今日ですが

意外といつもあるジャンパー膝のひざ下の痛みは全くなしですね。明日以降にでも来たりして。

その代りじゃないけど、太もも前の筋肉痛はやはりひどいです。

階段の上り下りはしんどいですね。あと、マラソンの間気になってた(結局そこまで痛みにはなりませんでしたが)

右の足首、うちくるぶしの上には痛みは来ました。今、湿布貼ってます。

あと、両足小指に水ぶくれができました。練習の時含めワセリン塗ってても距離を踏むと多少はなりますね。

 

今回のマラソンを終えての感想。

強がりではないけど、去年の千歳や旭川のハーフより心肺的なしんどさはなかったですね。

サブ2のためにある程度スピードを求めたハーフよりは

もともとの設定ペースをkm6分においていたのが大きいかなと。

サブ4あたりを目標に置いたりすると全くそこは変わってくるのでしょうけど、

次の北海道マラソンも基本の設定ペースは同じくらいにしようと思ってます。

 

あと、事前にコースを下見してたのは正解でした。

財田の坂含めて、走りながらこの後がどんな感じかをイメージしながら走れるのは

ぶっつけで初めてのところを走るより、心象的に大きなアドバンテージがあるなと。

 

次は北海道マラソンです。

去年はファンランで初めて参加しましたが、フルマラソンとは全く違う種目ですからね。

距離やペースに関してはほぼほぼ不安は解消しましたから

とにかく暑さ対策。

暑さの中で、今回の洞爺湖に向けての練習量をしっかり確保できるか

そこにかかっていますね。

 

あと、フルマラソンではないですが、

札幌ドームリレーマラソンにも42.195㎞の部でコンサドーレ応援と参戦します。

(職場の仲間と出た去年に続き)

スピード練習の一環として、どれくらいの時計で走れるかな。