北海道マラソン2019完走記【集いし赤黒の同志達、Jの仲間達】

北海道マラソン2019、完走しました!

ただ、今回はマラソン本番と同じくらい残しとかないといけないことがあり

まずはそちらから。

 

 

Jリーグ北海道マラソン支部・記念撮影会 

2年前の北海道マラソンの際に

プロサポーター・村上アシシさん主催でコンサドーレユニランナーでのスタート前の記念撮影会が行われて、自分もそれに参加したんです。

スタート前の景気付けというか、皆で気合いを入れて楽しかったんですよねぇ。

あと、北海道マラソンにはコンサドーレユニランナーさんが多く参加されてますが、これが一同に集まると壮観で。

 

去年はアシシさん始め、声を上げる人はおらず

そして今年。

アシシさんはイクメンパパとなり、今年も参加される様子もなさそうで、

他にそのような声も聞こえてこず

あの楽しさを再び味わうには自分が声を上げるしかないのではと、思い切ってツイートしたのがこれ。

 ありがたいことに独り言のようなツイートにもかかわらず

いくつかのリアクションを頂き

本番まで1週間を切ったあたりに、本格的に告知ツイートを行いました。

元々、コンサドーレユニランナーさんのみで行おうと思っていたのですが

Jリーグの他のクラブのユニランナーさんにも門戸を広げてはとのご忠告があったので

そうさせてもらいました。

あと全国各地のマラソン大会で同じようにJクラブユニランナーで集まる

Jリーグ○○支部」なんてムーブもあるようで

そちらにも乗らせてもらい「Jリーグ北海道マラソン支部」も勝手に名乗らせてもらいました。

このツイートで13名の参加表明を頂きそれなりには格好になるかなと思いながら当日。

集合時間を8時10分としていたので

7時50分ごろには集合場所の大通西6丁目のステージ横・開拓記念碑前に。

集合時間が近づくにつれ、どんどんユニランナーさんが。

結構な大事になったかもとちょっと感動しておりました。

霧雨が降る状況でしたので集合時間になった瞬間すぐ

ユニランナーさんの大きな輪に向かって

「おはようございます!お声掛けをさせていただいたわたらせばしです!」と

簡単に自己紹介。

ステージのほうに移動を促し、急いで記念撮影に移りました。

「札幌サポが多いので他サポさんには申し訳ないですが写真撮影の掛け声は『目指せ、完走!&ACL』でお願いします!」

いやー、記念撮影の掛け声、ぜんぜん考えてなかったんですよね。

札幌サポ以外の参加者さんにはほんと申し訳なく。

たぶん、参加者は56名。

当然、コンサドーレユニランナーさんが大半でしたが

他にもFC東京、浦和、磐田、神戸、千葉、盛岡、YSCC横浜、ノルディーア

ユニランナーさんに参加いただきました。

(抜けがあったらすみません)

写真撮影を終え、最後に「We are Sapporo」コールして(やはり他サポさんに申し訳なし)、皆さんスタートまでの準備もあるでしょうしサクッと解散しました。

個人的にはやはりスタート前に気合がドーンと入ってよかったのですが

どうだったんでしょう?

ただ、リアクションの数は凄く、RT数、いいね数、たぶん過去最高でした。

また来年やりたいなぁとは思っているのですが

河合CRCとか、吉原宏太さんとか巻き込みたいなぁとひそかな野望w

 

北海道マラソン2018 洞爺湖ラソン2019

 

で、ここからは北海道マラソン2019本番と行きたいのですが

このブログに記するのもサボっていた

去年の北海道マラソン、そして今年の洞爺湖ラソンについて簡単に。

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北海道マラソン2018 洞爺湖ラソン2019タイム

去年の北海道マラソン、前日の土曜まで数日連続で立ちっぱなしの足腰には辛い仕事をしており、それの影響も大きくあってか36km地点で待っていた奥さん・娘からエネルギージェルをもらおうと立ち止まった瞬間、両太もも前がバチーンと攣ってその場に座り込んでしまったんですよね。時間は今となってはわからないけどたぶん3分程度。35km以降はkm6分ペースは越えていたと思われるので、もし攣っていなかったらサブ4を達成していたか。ほんと微妙なとこです。

そして、今年の洞爺湖ラソン。現状の自己ベストです。洞爺湖ラソンおなじみの中間点を過ぎたあたりからの財田の往復6kmの上り下りまでにしっかりタイムの貯金を作って、終盤の落ち込みをほぼkm6分にまとめ、想定に近いレースができました。あと、この大会は洞爺湖町ふるさと納税クラウドファンディングを利用して参加しました。3万円の寄付で大会参加費+駐車場利用権(更衣室・荷物預かりなどの洞爺湖文化センター横)がもらえました。来年28000円は住民税等の還付があるので実質2000円でこれはお得!特に駐車場はスタート地点にも近く、便利でしたね。

 

練習と直前調整

 

で、やっと北海道マラソン本番。

でもまずは、本番までの調整。

自分の基本は真鍋未央著「週1回のランニングでマラソンは完走できる」

に書いてあることを走り始めた3年前からずっとそのままやっている感じです。

週1回、週末に10~20kmのペース走。

違うのは、この本は「練習は20kmまでで」とあるところを自分は本番1か月前に30km走を行うくらいです。

ただ、今回の北海道マラソンに向けての調整もあまり順調だったとは言えず

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6週間前に風邪をひいて練習お休み、3週間前に足底筋膜炎っぽくなって大事を取って練習お休み。そんな感じでした。

暑さ対策も白石~北広島のサイクリングロードで30km走をやった7月27日が30℃越えだったくらいで、あとは比較的涼しい朝はやめの練習が多かったかなぁ。その30km走がとてもしんどく、終盤は休み休みで最後は連続して500mも走れない体たらくでした。

洞爺湖ラソン後の月間の走行距離は

6月61㎞ 7月70㎞ 8月45km(北海道マラソンまで)です。

ウェア・シューズ・持ち物

 

ウェア関係は

上・ロッソネロTシャツ

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これの一昨年のやつ。レプリカユニフォームと違ってスポンサーロゴがワッペン加工ではなく、すべて生地に印刷済みで、生地自体も普通のランニングシャツっぽくてさらっとした感じでコンサドーレサポランナーにはおススメです。自分のは背番号が18のチャナティップモデルです。

あと首にコンサドーレの日本手ぬぐいを巻いてました。

顔に汗をかいたらそれで拭けるし(汗が目に入ると痛いので)、

給水所の水を浸して首に巻けば頸動脈を冷やすこともできるのでお気に入りなんですが

そんなことしている人あまり見かけたことないですね。

キャップはアンダーアーマーのランニング用っぽい白で薄手のやつ。ほんとはkappaで揃えたいんだけど、kappaのランニングのやつって見たことないし、自分カッパのカータン(ママと遊ぼうピンポンパンの)と同じ位に頭がでかいんでなかなか合う帽子ないんですよ。

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下・kappaのハーフパンツ(たぶん本来サッカー用なのでやや丈は長め)

+ZAMSTのカーフタイツ(ゲーター)+TIGORAのコンプレッションハーフタイツ(見た目はスパッツみたいな感じ)

ハーフタイツは去年の太もも攣りの対策として今回初使用だったが、効果はどうなんでしょうねぇ。攣らなかったからあったのかも程度。あと、自分は元々おなかの締め付けに弱く、これを履いているとその点ではしんどかったですね。

シューズ・ミズノのウェーブエアロ16

一昨年はアシックスのGTニューヨーク5、去年がミズノのウェーブライダー21とクッション性の高い厚底の初心者向けのを履いていたんですが、サブ4も達成したんだからとやや薄底でより軽量な中級者向けに変えてみたんですよ。ただ、前出の2足に比べると足をしっかり包んでくれる感触は弱く、薄底なので走り始めは堅い路面を足裏でガツンと感じるというか。走り始めれば、そんな違和感は薄れるんですけどね。シューズの軽さが足の疲れを軽減ししっかりとタイムに直結しているのか、そこにしっかりとした実感があれば引き続きこれでもいいのですが。やはり足をしっかりとホールドしてくれる初心者向けの安心感は捨てがたく、来年以降は再び初心者向けに戻ることも含めてシューズ選びは考えるつもりです。

持ち物

エネルギージェルは3つ。15kmはおいしさ重視のアミノバイタルパーフェクトエネルギー。25kmと35kmは洞爺湖ラソンで初めて食して味含めてなかなか良かったマグオンのグレープフルーツとレモンをそれぞれ。(35kmのレモンはカフェイン入り)これらは道中で応援してくれてる奥さんと娘からもらう作戦。

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スーパーヴァームゼリーとメイタン2RUNはスタート1時間前に

あと、塩熱サプリ、ブドウ糖摂取用にラムネ、BCAA補給にメダリストアミノダイレクト5500、保険の意味合いでコムレケアゼリーをFlip Beltに入れて走りました。

レース戦略

1週間~10日前ごろの予報では北海道マラソン当日25日の予想気温は22℃くらいから30℃までと予報がバラバラで、

30℃近くになったら暑さ対策もあまりできていなかったこともあり完走目標にファンランに徹するかと思っていたのですが

当日が近づくにつれ、涼しいとの予報で固まってきたので

北海道マラソンでこんなチャンスを逃す手はないとサブ4狙いに決めました。

見ることはほとんどないけどお守り代わりに設定のタイム表を作って

それを持って走っていますが、今回はこんな感じ。

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 30㎞までは㎞5分30秒をキープ。それを越えタイムが落ちてくる30㎞以降は㎞6分から6分10秒で耐えきる。そんな感じで。

ただ、事前の練習ペースを考えると5分30秒でそこまで引っ張っていけるか

未知数な感じでもありました。ほぼ、出たとこ勝負!

いよいよ当日

ラソン前夜はいつも緊張でしっかりと睡眠時間を確保できないのですが

今年の洞爺湖ラソンから、前夜に「ネルノダ」(エンケンさんがCMしてるやつ)を飲むことにしています。

前日が札幌ドームでのFC東京戦で朝早かったので、寝不足だったこともあり7時間程度は寝れました。

5時に本格的に起きて24時間テレビを見つつ準備

いつもの「熱めのシャワー」「足、脇、股間にワセリン塗りこみ」「乳首をテーピングテープでガード」をやって、マラソン当日の朝食定番のいなりずし6個を食す。

あとは前日夜からウォーターローディングに経口保水液OS-1を口に。

6時に家を出発、地下鉄大谷地駅そばの駐車場に車を止めて

そこからは地下鉄東西線で大通へ。

大通公園に到着するも天気は霧雨。

屋根のあるところで奥さんと娘には待機してもらって

自分は西4丁目の更衣室で最終的な着替え。

しかしこの更衣室が雨の日は問題で、そもそもテントを囲って下はブルーシートといった感じで更衣室に入った時に下が濡れていて靴下を濡らしてしまった。

ここで着替えを済ませ、鼻腔拡張テープブリーツライト(それのバネの強めなエクストラってのを使ってます)、メガネにはダイソーで買った跳ね上げ式のメガネにつけるサングラスを。荷物、持ち物を確認したら荷物を預けます。

そんな感じで冒頭に書いた記念撮影のために西6丁目に移動して

今回初マラソンにチャレンジするコンサ応援仲間のたけちゃんと合流。

撮影会参加者を待ちつつ、スーパーヴァームゼリー、メイタン2RUN、バナナ1本で最後の食事。

記念撮影を済ませ、気合が入ったところで再びDゼッケンのスタート地点の西4丁目に再び移動し、奥さん・娘と待機し始めたのが8時20分ごろだったかなぁ。

記念撮影の様子をツイッターにあげ、しばらくスタートまで待機。

この待機の時間が嫌なんだよなぁ。まな板の上の鯉状態で、早くは走らせてくれー!そんな心境。

ゼッケン上部に〇口観光ってのは嫌だったな、我が家はトーホウリゾート様一択!下部はよつ葉さん。飲むヨーグルトうまいです。

娘も待ちくたびれたのでスタート前に奥さんと離脱。応援ポイントのJR新川駅に移動しました。(往路で15㎞、復路で36㎞あたり)

スタート!

 

そんなこんなでスタート!

さすがにDブロックはロスタイムも少ないです。

道中はイヤホンを耳にしてマラソン用に作っているプレイリストを聞いていますが

今回からGLAYの「ロングラン」をプレイリストの1番目に追加しました。

去年、一昨年の北海道マラソン公式テーマソングです。いい曲です。

スタート時に一旦は上がった雨も、降ったりやんだりを続け

一番ひどかったのは12.13㎞あたりの石山通だったでしょうか。

ここら辺は普通に本降りでした。

ウェアが濡れるのはそう問題ではないものの

何が困るって、道路に水たまりが結構あって

そこ足を突っ込むと靴、靴下は完全に水を含んでしまうことでしたね

まだ序盤なので後々の靴擦れが心配でした。

涼しいなりに雨の止む時間帯は額に汗もそれなりにかいてましたので

給水はこまめにとるようにしていました。

あと塩熱サプリもちょこちょこと。

あと序盤のポイントとしては、スタートからちょっと尿意があるようなきがしてたんですよね。

走り出した瞬間から、トイレ行っといたらよかったって。

「緊張からくるトイレに行きたいような気がするだけ」のような気もしましたが。

沿道にあるトイレにどうしても駈け込まないといけないって感じではなかったので

そのまま走っていましたが

普段よく読んでいる金哲彦著「マラソンレース必勝法42」に

雨のレースは走りながら小便をするテクニックも紹介されていたことを思い出して

実践してみるか思ったりもしたが、人間として何か大事なものを失ってしまうような

気がしてさすがにやめておいた。(レース中盤には尿意もそんなに感じなくなった)

15㎞過ぎに、奥さん・娘がいてくれたんで

最初のエネルギージェル「アミノバイタルパーフェクトエネルギー」をもらって水を飲ませてもらう。

ポカリも用意してもらっていたので「水だけでいいよ」という意味で

「これだけでいいよ」と声をかけてその場を走り去った。

しかしある程度走り過ぎてまずは最初のエネルギージェルを飲み干した瞬間に

25㎞用の「マグオン・グレープフルーツ味」を受け取ることを忘れていたことに気づく。

(のちに娘に聞いたら「これだけでいいよ」が25㎞用のエネルギージェルはいらないよと受け取られたみたい)

ちょっと困ったなと思ったが、ここは頭を切り替えて27㎞の給水・給食所の

石屋製菓様の「白いバウム」をその代りにすべく

それを楽しみに新川通をがんばろうと。

去年は新川通にコンサ応援仲間が2か所応援に来てくれたんだけど

残念ながら今回は不在でそんなこともあってかさすがに新川通は長く感じましたね。

新川通に限らずですが、今回も沿道にコンサドーレフラッグ持参・ユニ着用で

応援してくださった皆さんがほんと力になりました。ただただ感謝ですね。

この日の天気で警戒していたのは、雨よりも実は風でした。予報も北西からの風が5〜7m程度吹くとの予報で。

特に新川通の往路は向かい風を確かに関しましたね。走りにもそれなりに抵抗を感じるような。

ただ、往路が向かい風ということは復路は追い風ということで、今を我慢すれば折り返せば追い風になるとメンタル的には楽でしたね。

これが逆向きの風だったらメンタル的な負担が大きかったかも。

折り返し地点ででかいコーンをペチペチ叩いて

そして27㎞地点で白いバウムを何個ももらって口にして

さすがにうまいんだけど、ちょっと最後はのどが詰まる感じになっちゃった。

食べ過ぎに注意!

新川通の復路あたりから右足裏にちょっと違和感が。

靴の中で小石を踏んでいるようなピンポイントの痛み。

そこまでひどいものにならなかったけど。

(ゴール後に靴の脱いで分かったのは、ある意味靴擦れっぽい感じでした)

レース中のペース管理はスマホのアプリのRUNTASTICで行っていたのですが

洞爺湖ラソンあたりから実際の走行距離とのズレが気になりだし始め

今回も参考程度にしか頭に入れてませんでした。

ある意味、気分に任せて気持ちよく走っていた感じでしたが

25㎞を過ぎたあたりからさすがに太ももあたりと左側の股関節から腰のあたりに

痛さというかだるさを感じ始めましたね。

正直、札幌という街は中心部以外はそれほど土地勘がないので

中島公園から創成トンネルあたりは未だにどこ走ってるのかわかってないです)

新川通もどこがおしまいなのかわかってなく、いつになったら左に曲がるの?って思いながら走ってました。

36㎞過ぎで奥さん・娘から最後のエネルギージェル「マグオン・レモン味」を今度はちゃんともらって

その場で水で流し込みました。

以前は35㎞付近では同じカフェイン入りのジェルでも「ショッツ」ってやつを飲んでいたんですがこれがまたまずくて

「マグオン・レモン味」はなかなかいいですね。

(飲んでいないグレープフルーツ味は札幌マラソンにでも飲むかな)

37㎞を過ぎると「あと5㎞」のように残り距離の表示が始まります。

あまり意識しないものの、残り距離を仮に㎞6分としたらサブ4には何分余裕があると頭の中で計算する冷静さは終盤に残ってましたね。

北大のさわやかな木陰の中を通り抜け

赤れんが庁舎の前にいたエスポラーダのマスコット・リスポに

(北海道マラソンに挑戦していた)「小野寺監督は?」と聞くと

大きく後ろの方を指さしててちょっとおもしろかったり。

(小野寺監督、無事完走されたようでおめでとうございます)

大通公園に入り、沿道のドールズユースの子たちに手を振って

最後は首にかけていたコンサドーレ手ぬぐいを掲げてゴールしました。

ネットのサブ4は道中、時計を見ながら確信していましたが

グロスでもサブ4を達成。これは地味に嬉しかったなぁ。

ゴール手前でドールズユースと一緒にランナーの応援してた

ドールズトップチームのゆうなちゃん、ちばゆうちゃんに完走の報告して

西4丁目に移動し芝生にしゃがみ込み身体を休めているうちに

奥さんと娘が合流、初マラソンのたけちゃんも合流。

28.5㎞地点で関門に引っかかったけど、膝の状況とかを考えると大健闘!

みんなで大通西4ビルのイシヤショップで白い恋人ソフトクリームを食して

ほのか北広島店でひとっ風呂浴びて汗を流し

そこで食べたあんかけ焼きそばが身体に染みたなぁ。

 

 

レースペース考察

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ペースの落ち込みが想定していた30㎞以降でなく25㎞以降から来たものの

それまでの貯金とその後の落ち込みを㎞5分45秒前後でまとめ

サブ4を達成できました。

RUNTASTICはほぼスタートからゴールまで1㎞毎に5秒ごと早く感知していたみたいですね。

距離的にいって20~30mは短くなっているっぽいなぁ。

 

レースを終えて

 

 

もともとフルマラソンを視野に入れた時の目標が

北海道マラソンを完走する」で

それをクリアした際の次の目標が

北海道マラソンでサブ4」

北海道マラソンらしくない涼しさに相当救われたものの

これも達成することができました。

さて、これで次のわかりやすい目標の設定が難しくなったけど

まずは自己ベストの更新となりますかね。

洞爺湖ラソン北海道マラソンの年2走が常になってましたが

娘の運動会とかぶる千歳JAL国際マラソン

娘の中学進学と共にかぶらなくなるので

洞爺湖から千歳JALに変えてもいいかなとは思ってます。

今年はあと札幌マラソンのハーフを残してますが。

(河合CRCが走るそうなので、また記念撮影するか!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

札幌ドームで走ってきました!【night run 札幌ドームナイトラン】

こんにちわー。

 

札幌ドームのナイトランなるもので走ってきたので

様子をまとめておきたいと思います。

(去年の北海道マラソンもことも書いてないけど)

 

札幌ドームは

・冬季限定(今年は1月頭から3月末まで)

・夜間限定

・イベントとの絡みか、開催日も限定(週末の開催が少な目)

で、3階のコンコースをランニングコースとして開放しています。

それが「札幌ドーム ナイトラン」

 

これに参加するには2つ方法があって

1・300円払ってナイトランに参加する

札幌ドームの南北通路に面しているトレーニングルームの券売機にて

参加券(300円)を購入。

レーニングルーム横にナイトラン専用の仮設の更衣室で着替えてランニング。

 

2・500円払ってトレーニングルームを利用、その上でナイトランに参加する。

上記のトレーニングルームを利用(500円)、利用者はナイトラン参加費は無料。

レーニングルーム内にロッカー室があり着替え等はそちらを利用。

かつ、シャワー室も完備。

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今回は汗をかいて、帰りの道中に身体を冷やしたくなったので

シャワーを使用するためだけに上記2の方法を利用しました。

ちなみに1.2どちらともトレーニングルームの人に申し出れば

ドームの駐車場利用代が3時間まで無料となります。

 

ナイトランは18時から21時までの開催なので

それに間に合うように17時半にはドームの駐車場に着くようにしました。

レーニングルームで着替えてナイトランの受付となる

西1ゲートに10分前には着くと開始を待っている人が50人ほどは集まってましたね。

 

西1ゲートのエレベーターに乗り込むと3階のコンコースへ。

そこにはダイヤル式のロッカーもあり、上記1の人は貴重品等はこちらで管理するのかなという感じでした。

あと、手持ちの飲み物を置く机も準備してありました。

ストレッチ用のマットが5枚ほど。

休憩用にほんの一部ですがスタンドの椅子が開放されていました。

 

上がってきたところは位置的にいうと

サッカーでいえばメインスタンド、野球でいえばバックネット裏になりますね。

そこが一応のスタート地点。

1周が718mと中途半端ではありますが

7周で5.026km、14周で10.052kmと

7周単位がわかりやすいかもしれません。

 

本来ランニングコースとして設計されたわけではありませんから

走路はタイルで(南北通路とかと同じような感じ)

本来の室内ランニングコース(きたえーるとかつどーむとか)を経験されている人からすれば

やや硬さを感じるかもしれません。

事前に調べたら「滑りやすい」との口コミもありましたが

自分としてはそれは感じませんでしたね。f:id:wataraseconsa:20190217112018j:plain

 

冬場の普段は町の体育館の2階の1周150mの

コーナーが直角のコースをぐるぐる回っている人間からしたら

700mあまりという広々としたコースはそれだけで魅力的ですね。

 

コースの広さとしては場所によってまちまちなのですが

狭いところで3人が並んで走るのが一杯くらいな感じ。

並走している人がいなければ

それほど追い越し追い越されを苦にすることはありませんでした。

 

あと、コースは一応平坦ではありますが

ドームの展望台につながる長いエレベーターの入り口付近だけ

わずかにアップダウンがありますが

かえってメリハリがあって悪くないと思います。

 

100mごとの距離表示もちゃんとあり

暖房もそれなりに効いているのか、寒さも感じず快適に走れました。

 

21周、15kmをラン。

いつもと違って、周りに走っている人いっぱいいる環境なだけに

いつもよりペースも早めのkm5分5秒ペースでした。

 

ランニング後はトレーニングルームのシャワー室で汗を流せるのがいいですね。

(備え付けのボディソープ、リンスインシャンプーあり)

着替えとタオルは荷物に追加しないといけませんが。

これだけで200円の追加分は元取れると思いますよ。

 

洞爺湖マラソン2018【当日編・サブ4達成!しかし財田の坂はペースの最適解がわからん】

 

jugemブログの更新がなんだかうまくいかず

以前からの不満もあったので思い切ってこちらに移ります!

過去の記事もランニングに関するものはこちらに移しときますんで。

 

では当日編!

だけど、練習のところに書き忘れた大事なことがあった。

ランは週1だけど、体感トレーニングは結構真面目に3日に2回とか4日に3回とか、

けっこうマメにやったつもりです。

プランクを4~5分、スクワットを20回×3セットってところです。

 

(前日から当日朝までの流れ)

今年も移動を考慮して、

前泊したほうがいいんじゃないの?という奥さんの進言に甘えて、伊達に前泊することにした。

伊達温泉という宿を利用したが、ここがなかなか良かった。

その名の通り温泉付きで価格もリーズナブルで食事も悪くなかった。夕食付で5300円。

 

インフルが完治してからカーボローディングを始め、この日の夜もしっかりと米を食べて、

しっかりと温泉で体を温めて異常に眠かったこともあり8時半には就寝。

就寝前では経口補水液OS-1を1本とBCAAの顆粒を飲んでおいた。

寝つきは良かったものの、やはり緊張で2時ごろに目を覚ますとそこからは横になってみたり本や新聞を読んでみたり、

寝てるような寝てないような時間を過ごし5時ごろちゃんと起床。

朝風呂が開く6時に風呂に行き、湯船には入らず熱めの浴槽からお湯をジャバジャバと体に浴び体に刺激を与えた。

ここら辺は岩本能史著「非常識マラソンマネジメント」(SB新書)の影響をうけてのこと。

スタートまでの過ごし方はこの本と「金哲彦のマラソンレース必勝法24」(実業之日本社)を参考にしまくっている。

 

朝食は7時からということだったので事前に買っておいたおにぎり3個と味噌汁と豆乳を6時半ごろに食し、7時には伊達を出発。

チェックアウトの時は洞爺湖ラソンに挑戦するランナーさんがほぼ同じタイミングで宿を出発していた。

 

臨時駐車場A4についたのが7時半頃、

去年は6時過ぎには到着しててスタートまで暇を持て余していたことを反省し、気持ちゆっくり目の行動。

 

シャトルバス乗り場に近くに洞爺湖神社があるので、サブ4達成を祈念しておく。

シャトルバスで更衣室まで移動、宿でそれなりの準備はしていたが(テーピングテープでの乳首ガードとか、足の指周りや脇、股間にワセリンを塗りこんだり等)

Tシャツにゼッケンつけたり、タイム測定用のタグをシューズにつけたり、

2回目の食事としてバナナとスーパーヴァームゼリー、メイタンの2RUN(ミネラルタブレット)を口にしたり、

そんなこんなして荷物を預けたりしてたら8時半。

 

スタート地点に向かう前に最後のトイレ。

前日から胃腸薬を飲んだりしていたこともあって、宿からしっかり出すものは出せて、

トイレのコントロールはしっかりできていたつもりだったが、念のために。

 

エントリーの際にはまだサブ4を明確に目標にしていなかったこともあり、

申告タイムは去年の4時間23分で出したことでスタートブロックは今年も最後尾のEブロック。

サブ4を目指すのであれば3時間台で申告してDブロックを狙えばよかったという思いも後の祭り。

ただ、スタート直後の混雑を考えても、それなりには最初からペースを上げたいこともあって、

同じEブロックでも少しでも前のほうに位置どろうと集合時間の8時50分にはちゃんとEブロックの待機場所の前のほうにいた。

予定通りEブロックでも前から2,3列目、あと端っこのほうからスタートするのが好きなので路肩沿いからのスタートとなった。ウォーミングアップはほぼなし。軽く膝や足を屈伸した位。

 

(給食等の作戦)

去年の洞爺湖北海道マラソンは10.20.30.35㎞と4回エネルギージェルを投入したが、

さすがに10㎞からの給食はさすがに早すぎるだろうと、今回は3回にした。15.25.35㎞。

15㎞はアミノバイタルパーフェクトエネルギー。

25㎞はグリコワンセコンドクリアレモン。どちらもおいしさ重視。

35㎞でショッツエナジージェルグリーンプラム味。勝負所でカフェイン入りのジェルを投入。味は度外視。正直まずい。

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【写真】上がスタート1時間前に飲んだやつ。中段がマラソン中。下がゴール後に飲んだやつです。

あと、塩熱サプリも数粒小袋にいれて携帯しておいた。

実際に飲んだのは10㎞すぎに1回だけだったけど、保険の意味も込めて。

より暑い条件下になる北海道マラソンだとより必要度は増すけど。

 

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(スタートからゴールまで)

さすがにスタート直後の温泉街をガシガシ追い抜いて、

想定ペースまでもっていくのはどうかなという感じなので

それなりに全体のペースに乗りつつ前に行けるときは行く位な感じで3kmほど。

3kmを超えるとそれなりにばらけてくるし、最初の3kmをウォーミングアップのつもりで、そこからは想定ペースをめざす。

 

5kmの最初の給水は久々なこともありちょっと手間取った。

序盤は何となく右太ももの裏が張っているような感じがして気持ち悪かった。

給水の度に冷やしてみたりする。

洞爺湖のコースは財田の上り下りのイメージが強いんだが、

それ以外にもちょこちょこアップダウンがあったんだなぁと走りながら思い出す。

 

この日の天気予報では北西のやや強い風が吹くとの事だったが、

10kmあたりから確かに向かい風を感じるようになってきた。

抵抗を感じるほどでなく、ちょうど涼しさを感じる程度でいい感じ。

春先の練習で馬鹿みたいな強い風の中走っていることがこんな時に生きてくる。

 

14kmで5分6秒の今回のファステストラップ。

Kmごとのラップを聞きながら、イメージとしては5分10秒から20秒の間に収めようと走っていた。

 

20kmあたりで衝撃的なランナーを目の当たりにする。

ベビーカーを押しながらマラソンを走っているママさんランナーを発見。

この時は給水のごたごたで追い抜いてしまい、子供が乗っているかを確認できなかったが、

財田の下り坂ですれ違った際確かに子供同伴だったことを確認し、改めて驚く。

後日ツイッターではその是非を問う声もあったが、その時はただただ驚く、それだけだった。

 

話は前後するが、いよいよ洞爺湖ラソンの一番の難所である中間点を超えたあたりの財田の上り下りそれぞれ3km。

上りは抑えているつもりではあったが5分28秒から47秒。

下りは5分16秒から25秒。

下り坂を終わったあたりからやはり太ももに一気に重さを感じ始める。

去年の洞爺湖北海道マラソンは正直なところしんどさを感じ始めたのは40kmすぎだったが、

やはりサブ4を狙うペースだと早めに来た感じ。

これがいわゆる30kmの壁ってやつかと。

 

終わって思うのはやはり財田の上り下りはもっと押さえてもよかったのかなと。

30km以降に余力を残せて、ペースの落ち込みを遅らせることもできたのではないかなと。

ほんと、財田の上り下りは最適解を見つけるのが難しい。

 

30km以降も決して走れないとかそこまでのしんどさではなかったが、数字にははっきりと出るもので、

ペースは5分40秒以降に落ち込んでしまった。

とはいえ、想定でも6分30秒までの落ち込みは大丈夫と踏んでいたので焦りはなかった。

35kmにカフェイン入りショッツを口にすることで劇的な回復というより、

さらなるペースの落ち込みを防ぐことができた感じ。

なんとか我慢の走りで36km以降を5分46秒から6分5秒にまとめ、

温泉街の公園に入るあたりではサブ4を確信することができた。

 

けど41km以降はだいぶ抜かれた感じかな。

後半にラップを上げれるネガティブスプリットランナーは凄いですね。

遠くにゴール地点を確認すると、あとはスマイルランで最終盤を楽しむ感じ。

ガッツポーズと共に、ゴールすることができました!

ネットで3時間54分10秒。グロスでもサブ4を出せたのは来年以降の北海道マラソンのエントリーでも活きてきますね。

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荷物を受け取るために洞爺湖文化センターまで上ったが

洞爺湖まで来てお土産もないのもあんまりなので、再度湖畔のほうに降りてわかさいも本舗の本店を目指す。

この日は17時からコンサドーレのアウェイの試合があるので走った後もそんなにのんびりせず

風呂も入らず帰宅するつもりだったが、道すがらにあったホテルグランドトーヤにぞくぞくランナーさんが入っていくので

その流れに乗るようにそのままここの温泉を利用させてもらった。

うん、やはり温泉には入っとくべきだ。

お土産を購入後、バスターミナルからシャトルバスに乗りA駐車場の近くまで移動。

だけどA駐車場はここからがけっこう歩かされるグーグルマップで見る感じだとA4駐車場で500m以上。

それもアップダウンきつめ。

フルを走った後には正直きつい。

 

車に戻って、虻田洞爺湖IC から高速を利用して

帰宅したのがキックオフ5分前の16時55分でしたー。

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洞爺湖マラソン2018【練習編・サブ4いけんじゃねぇ?の巻】

これまでのフルマラソン結果

2017洞爺湖ラソン 4時間23分9秒

2017北海道マラソン 4時間24分10秒

 

【本番までの練習内容】

去年の大会の参加は108日のとまこまいハーフマラソがラスト(このことブログに書いてないや)。

そこからちょっとサボり気味になり、

クリスマスあたりから町の体育館の2階の1周150mのコースをーぐるぐる走ったり、

トレーニングルームのトレッドミルを使ったりで週末に10kmや1時間走。

 

2月の下旬くらいからスピードを意識するようになり同じ1時間でもkm51020秒くらいで走ることを心掛けた(それまではほぼkm6分位)。

とはいえこの頃はまだ明確にサブ4は目標にしていたわけではなかった。

おぼろげにサブ4も目指してみたい程度。

あくまでも去年の洞爺湖を超える自己ベストがはっきりとした目標だった。

 

雪解けも進んだ3月中旬より外走り再開。

週末に2023km走(ただ距離は伸びたのでペースはkm53050秒に落ちる)。

4週前に恒例の30km走。これをkm525秒でまとめ、洞爺湖ラソンでのサブ4を目標に定める。

3週間前のハーフ走を1時間47分台(ペースはkm56秒)。

サブ4にはハーフで1時間50分切りが必要とどこかで見たことがあり、

このハーフ走の練習でサブ4達成に自信が持てた。

疲労を抜くために距離を短くしていく去年からの調整で、2週間前に15km走。

 

ただここで思いっきり予定が狂う。

11日前の59日にまさかのインフルエンザA型を発症。

予防接種を昨年秋に受けた効果か、幸い発熱はMAXでも37.6℃、熱自体も丸1日で収まった。

ただインフルからきつい眼精疲労になり(ネットの情報によると連動して発症することがあるそうな)そこから吐き気がきて、

4日間ほどはずっと寝て過ごしていた。

 

ヤバいなぁと思う反面、たまった疲労をきっちり抜く機会だと割り切り、職場復帰の前日513日にウォーキング6km

本来なら本番1週間前の12日か13日に予定していた10km走を体育館での1時間走に変更して本番4日前の16日に実施。

これがkm513秒でまとめられたので、サブ4の目標は基本変えずに行くことにした。

 

ゴールデンウイークとかに週2で走ったこともあったけど、基本週末のみの週1ラン。

そもそも平日に走るとなると、元来めんどくさがりの顔が表を出して義務感が生まれて続かないという軟弱な考えから。

1だから走りたい意欲も週末に向けて湧いてくるし。

3とか4とか走っている人にはほんと尊敬の念しかないです。

月間の走行距離も3月4月で90㎞台が今年のMAXってとこですね。

 

【サブ4達成へ事前に立てた想定ペース】

いつもフルを走る際は事前の想定ペースをA7判のサイズに印刷して透明のクリアケースに入れている。

今回の想定ペースは序盤の混雑はあまり想定に入れず

財田の登り坂まで(ほぼ中間点まで)はkm520秒で貯金を作り、

財田の登り坂はkm6分、下り坂から30kmまでは530秒、

残りゴールまでの12kmはペースを落としてもkm630秒にまとめるという作戦。

これで想定タイムは3時間5730秒。

序盤の混雑や給水、万が一のトイレを考慮しても230秒余裕があるという算段だった。

 

【ウェアとか】

上はいつものチャナティップモデルの背番号18のプロコンシャツ(ドライ生地のコンサドーレユニフォーム柄のTシャツ)。

より値段の高いレプリカユニフォームと違って、

スポンサーロゴがワッペン加工でなくすべてプリントされているのが走る際に違和感がなくて、

よりランに適しているかなと。

下はKappaの短パン。本来はサッカー用なのでランニング用よりはやや丈が長め。

 

去年はインナーに上はコンプレッションシャツ、下はロングのコンプレッションタイツを履いていたが、

天気も良さそうでそれなりに気温も上がりそうなのでそれらはやめて、

ZAMSTのカーフタイツだけ追加しておいた。

 

去年の北海道マラソンで自分の中でヒットだった首に日本手ぬぐいを巻く作戦を今回も実施。

給水の際にコップの水で手拭いを濡らし、それを首に巻けば体温下げることが期待できるし、

足とかに張りや痛みが出てきたら、それで患部を拭いてそこを冷やすこともできると我ながら自画自賛の作戦。

 

シューズに関しては去年はアシックスのGT-NEWYORK5だったけど、

これだけコンサドーレ押しの格好で走るのなら足元も統一させた方がいいだろうと赤系のシューズにすることに

NEWYORKの5や新作6には赤がないのでこれは断念)。

やはりクッション性も優先させたいことも加味して、今年はミズノのウェーブライダー21にした。

 

履き比べた比較としては前者のほうがホールド感はしっかりしているが、

後者の方が比較的柔らかく履きやすい印象。

自分は足の人差し指が1番長いギリシャ型なのだが、

アシックスは日本人に多いとされるエジプト型(親指が1番長い)に合うように作られている印象で、

去年2回

GT-NEWYORK5でフルを走った後は人差し指の爪が真っ黒になったり、

結果爪がはがれてしまったりしたのだが、

ウェーブライダー21の今回はわずかに親指の爪が浮く感じはあるものの爪へのダメージは確実に軽減した。

ウェーブライダー21は足先のホールド感がより弱いのだがかえってそれが自分の場合はあっているのかもしれない。

 

音楽を聴いたり、タイムをチェックしたり(Runtsticってアプリを利用してます)のための

スマホを入れるためのケースは腰に巻くタイプのやつを使用。

 

あと、去年まではエネルギージェルとかを、コンサドーレのファンクラブ特典でもらったショルダーポーチを改造して大容量ウエストポーチにして入れてたんだけど、

走る際に揺れて腰で回転しながらずれていくのが気になってしゃーなかったので、

今年はFlip Beltなる伸縮性のあるベルト状のウエストポーチを購入。

絶対に揺れないし、収まりがいいのでこれは買ってよかった。これにエネルギージェルと塩熱サプリを忍ばせておきました。

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【当日編に続く】

北海道マラソン2017完走したぞー!【役に立ったグッズは・・・】

まずは・・・

 

北海道マラソン2017、無事完走しました!

我ながら、素晴らしいと自画自賛

 

初めての北海道マラソン(フル)ってこともあり、完走が唯一&最大の目標でしたから。

とはいえ、ネットタイム洞爺湖と1分ほどしか変わらず

タイム的にも満足のいくものでしたね。

 

では、完走までの流れを。

 

26日土曜日は厚別公園競技場J1リーグ仙台戦。

足は極力休ませたいと、立ちっぱでの応援となるゴール裏は今回は回避して

バックスタンドでの応援。

とはいえ、座っての応援でも決してすわり心地のいいとは言えない厚別のスタンド

膝とか足首とかが無意識にロックされたりしているのか

試合後、事前受付に行こうと大通公園そばの駐車場から降りた瞬間

左足首に激痛が走った。

軽く左足をひきづって歩かないといけないくらい。

まったく前兆もなく来たもんで、なぜ?そして明日は大丈夫か?と不安だけがよぎる事前受付。

 

帰宅の道すがらにカーボローディングの仕上げにと丸亀製麺でうどんをすすった後

サツドラで効果の高そうなボルタレンEXテープなるもの(見た目はサロンパスみたいな感じ)を購入

帰宅後足首に張っておいた。

歩くことでかえって潤滑油が回った感じなのか痛みは軽減していたけど。

夕食後はBCAA顆粒を溶かしたOS-1の500mlを飲む。

 

試合もあったこともあり9時にはすぐに寝付いたものの

気が張っていたのか案の定2時には目が覚め、6時間は横になっていなければと3時までは

寝付けないながらも布団の中に入って

3時にはしゃーないなと起床した。

 

24時間テレビやってたのでそれを見たりしつつ

4時ごろからぼちぼち準備。

熱いシャワーをまず浴びて、朝食は前日に買っておいた助六寿司と豆乳、そしてBCAA顆粒。

足全体と股間にワセリンを塗りこみ、乳首にはテーピングテープを張る。

何となく数日前から膝の違和感を軽くながら感じていたのでテーピングも。(これは杞憂だったかな)

肌が露出するとこには日焼け止めを厚塗りしておいた。(これはスタート直前にも)

そして、鼻通りをよくするために鼻腔拡張テープ(キャンドゥで売ってる安いやつ)を張る。

 

6時には自宅を出発。

車内でおにぎりをさらに2個食し、大谷地駅から地下鉄へ。

ファンランで参加した去年同様、地下鉄車内は明らかに北海道マラソンに参加する人たちだらけ。

 

7時15分頃には大通公園についたかな。

すいてるうちにトイレで小をすませ(大は自宅と途中のコンビニで2度済ませておいた)

ある程度は自宅で着替えておいたが、更衣室に入り最終の着替えを完了。

kappaの白いキャップ、上は「タイのメッシ」ことチャナティップモデルのコンサドーレ・プロコンシャツ、

(デザインはレプリカ同様だが、スポンサーロゴとかがワッペン貼り付け加工のレプリカと違って

全部シャツ自体に印刷加工されてるのがランニング向きかなと)

下にkappaのパンツ。(そもそもサッカー用っぽいやつのでランパンよりは丈がやや長め)

カーフタイツZAMSTのLC-1ふくらはぎ用。

シューズはASICSのNEWYORK5。

首周りを常に冷やしておけるよう濡らした日本手ぬぐいを首に巻いておいた。

普段からつけているメガネには、ダイソーで買った脱着可能なクリップ式のサングラスを。

 

さらにバナナを半分ほど食した後、大通公園6丁目のステージへ。

コンサドーレ・日本代表サポーター「プロサポーター」の村上アシシさんが

北海道マラソンコンサドーレユニに参加する人に

事前に集まって記念撮影をしようと自身のブログ等で呼びかけを行っておりこれに参加しようと。

去年、ファンランで参加した際も(その後フルの応援に回ったこともあり)

コンサドーレユニのランナーさんは確かに多いなと思っていましたが一堂に集まると圧巻!

結果、30人以上のコンサドーレサポランナーが結集。

偶然にもコンサドーレサポの撮影直前にステージで写真撮影をしていた

コンサドーレのメインスポンサー(北海道マラソンの特別協賛でもある)石屋製菓石水社長

近くにいたレッズサポ・ヴィッセルサポも入り記念撮影。

「We are SAPPORO」コールでさらにテンションを上げました。

(昨日の勝利で元々みんなのテンションは高めに感じられたが)

 

撮影が終わると、スタート地点へ。

30分前くらいに、スーパーヴァームゼリーと梅丹本舗の2RUN(ラン用に特化した塩タブレットみたいなやつ)を。

朝食後からスタート直前までにOS-1を1本ちびちび飲んでおいた。

上段が走る前に飲んだもの。中段には途中で飲んだものの(左から10.20.30.36km)下段が走った後に飲んだもの

 

スタート地点のMCさんのアナウンスによると

スタート直前で気温は24℃。

直射日光の強さはやはり感じられ、スタートまでは

スタート方向とは逆に座って日差しを避けるようにしていた。

 

奥さんと娘がスタート地点まで一緒にいてくれて座っていろいろ話していたが

ある程度列整理で前のほうに移動すると後はスタートの号砲に集中して待つ感じ。

スタート前のストレッチに関しては洞爺湖の時は全くと言っていいくらい何にもしなかったが

今回はアキレス腱やふくらはぎを伸ばすのはちょこちょこやっておいた、あと肩回しとか。

 

9時、いよいよスタート。

自分のスタートブロックはFだったので

当然、すぐには動かずじわりじわりと前に進みつつ

テレビ塔がスタートからのカウントアップを表示していたので

スタートまでのロスタイムは6分くらいってわかった。

スタート地点を横切るのに合わせて、スマホのRUNTASTICを起動させる。

 

最初の5kmは1km6分半を想定ペースにしていたが

周囲の流れにそのまま任せて走り出せばうまい具合にちょうどそれくらいでした。

出だしの5kmは32分11秒(km6分26秒ペース)

 

創成トンネルを走っている頃

ジワリとペースを上げつつあったこともあり

少しずつ追い抜きをかけていった中で

前に「報道」のゼッケンをつけたカメラマンが2人走っており

そこを中心に混雑した感じで

邪魔だなぁと正直思いつつなんとか追い抜きをかけた。

これは翌日に知ることになったのだが

今年の北海道マラソンにはロンブーの亮くんが参加していたらしく

ってことは、当然NHKBS1の「ラン×スマ」の番組内企画での参加。

応援naviで調べると5~10kmの間に抜かしていたらしく

思い当たるのはこのタイミングしかない。

毎回欠かさず見ている番組で、いつかは同じ大会で一緒になれたらと思っていたのに

亮くんが走っていることにまったく気が付かないとは、ほんと不覚。

 

5km以降はkm6分10秒が想定ペース。

5~10km30分50秒(km6分10秒ペース)想定ペースぴったり。

7kmあたりでkm5分53秒というラップがあり

前半に突っ込むことは避けたかったので自重。

 

序盤からなんとなく右ひざと右足首に軽く違和感を感じていたので

給水の際は飲むこともだけど、違和感を感じるところに水をかけて冷やすことも意識しておいた。

 

創成トンネルでGPSの受信がうまい具合に行かなかったか

ここでRUNTASTICのペース計測が一時飛んで

実際の距離と計測している距離がずれたが

ペース計測は1km単位でその後もできていたのでそのままにしておいた。

 

スマホからはkmごとのラップだけでなく

音楽やラジオ番組「コサキン」を昔エアチェックしたものを聞いていたのだが

コサキン」に関してはなぜか音量が上がらず

途中からはradikoSTVラジオを聴きながら走っておりました。

 

札幌駅北側のファンランと分離するあたり

沿道から「行ってらっしゃい!」の声に

改めてここから遠く手稲前田までの道のりが始まるんだな

これまではウォーミングアップで

ここからが本当の意味での北海道マラソンのスタートなんだなと思いがふつふつと湧いてきた。

 

心配していた暑さもそれほど。

サングラスをしていることもあったので

日差しの感じははっきりとは分からなかったが

時折吹く風も涼しくて特に序盤は心地よい感じだった。

 

10~15km31分21秒(km6分16秒ペース)

15kmの給水所でスポンジ取って、首の後ろに差し込むいつもの作戦。

ただ、首に手ぬぐいを巻いた状態でスポンジをさしていたことが影響していたのか

これ以降、肩がこる感じがすごくしたので

次の給水のところでスポンジは返した。

首に日本手ぬぐい作戦。濡れている間は頸動脈を介して?体を冷すことができ

乾いたら給水所で紙コップに入った水をかけて簡単にまた濡らすことができる。

これがあったので、今回はスポンジのお世話になったのはこのタイミングだけだった。

 

新琴似2条通りあたりで、反対車線がにわかに騒がしくなる。

先頭集団が折り返しを済ませ、帰ってきているようだ。

「規制予告」の車が過ぎてしばらくたつと

中継車から白バイからいろんな車がやってきて

先頭集団が一気に駆け抜けていった。

「頑張れ!」と声をかけるが、こっちも走っている身。

応援することが体に染みついているんだろうなと。

 

今回は、コンサドーレ応援仲間が数多く応援に来てくれると言ってくれていたので

前日の仙台戦の試合前とかにどこあたりで応援してくれるとありがたいとか

コンサドーレユニで応援してくれると

ユニで走っている人が力が出るとか

コンサドーレサポを優先に応援してほしいけど

次に他のJリーグチームのユニ姿のランナーさんを応援してほしいとか

水とポカリスエットの500mlのペットボトルを用意してほしいとか

厚かましくもいろいろお願いしておいた。

 

いよいよ北海道マラソンの1番脂っこいところである新川通に突入。

そんな新川通で応援仲間の姿を見つける。

ポカリを一口飲んで、水を頭からかぶって

ちょこっと話してまた走り出す、そんな感じ。

ありがたいけど、それほど長居できないのも申し訳ない。

15~20km31分25秒(km6分17秒ペース)

 

新川通の往路、中盤くらいで中間点が来るが

あまりそれを前半戦と思わないようにはしておいた。

折り返しの25km位までが序盤くらいのイメージで。

 

確かに新川通は長く、ここまでよりは単調で応援も比較的少なくなる(それでも切れることはないのだが)

とはいえ、この単調さは長沼あたりで練習で何度か走った7km往復の直線を考えれば

それほど苦痛なものではなかったかな。

 

20~25km30分16秒(km6分3秒ペース)

5km毎でいうとここが最速ラップ。

かえってカーブもなく単調なこと、

20kmまでに仲間から給水をもらえたことで混雑する給水所をパスできたこと

そこらへんが要因なのかも。

 

25km過ぎの折り返しを過ぎる。

やはりどうしても折り返し地点のでっかいコーンはペチペチと叩きたくなるのはなんなんでしょうね。

 

ここらへんで

「このペース、体の状態、関門の制限時間との残り時間とかを考えるとほぼ完走はいける」

と思えるようになり

さらに気持ち的に余裕をもって走れるようになってきた。

応援の仲間のみんなには「余裕!余裕!完走いける!」と話していた。

 

30kmの給食で石屋製菓の白いバウムを口にする。

白いバウム、ほんとうめぇなあと。思わず、声に出す。

「風が涼しいー!」とか「うめぇー!」とか心の声を普通に声に出したりして走っておりましたw

予定どおりに10.20.30.36kmとエネルギージェルを口にしていたので

給食を口にしたのはここだけだった。

25~30km31分15秒(km6分15秒ペース)

30kmまではkm6分10秒を設定ペースにしてたが

5km毎でみると少しそれより30秒ほど遅れているのは給水時のロスと思われる。

給水のないところでは1km6分~6分10秒の間に収めることができていた。

 

30~35kmあたりは新川通の往路でいてくれた仲間がそのまま復路に回ってくれたりなどで

仲間の応援と給水を定期的にもらえた。

気持ちは中盤戦くらいのイメージで淡々と走っていた。

ここら辺にもなってくると、歩いているランナーさんも多くなり始めてくる。

去年、ファンランの後にフルの応援に回って見た風景だ。

 

30~35km31分41秒(km6分20秒ペース)

36kmあたりのJR新川駅そば。

去年自分がフルの応援をしたところで、奥さんと娘に待機してもらっていた。

渡してもらった最後のエネルギージェルを水で押し流した。

奥さん曰く、娘もマラソンの応援が楽しくなったみたいで

ランナーさんに声をかけたり、ハイタッチしたりしていたようだ。

親としては、応援自体を楽しんでいてくれてたことはうれしい限り。

 

ここまで結構、身体的にも余裕をもって走れていたつもりだったが

38km過ぎ、北大に入ったあたりから

さすがにしんどさが頭をもたげてきた感はあった。

残りの距離を考えれば、全く無理とか歩きを入れたいとかそんな感じでなかったが

それでもペースは一気に落としたくなかったので

腕ふり、呼吸、骨盤から足を動かすイメージの走りなど

走り全体を意識して身体を動かすようにし始めることで

それほどペースを落とすことはなかった。

北大構内で最後に応援仲間から応援&給水をもらう。

緑のトンネルともいえる木陰が続く北大構内

心地いいポイントが終盤に来る

北海道マラソンのコース設定の妙に走りながら感心したりしておりました。

35~40km31分50秒(km6分22秒ペース)

 

北大を抜けたあたりで残り1kmくらい。

ここまでくればそこまでペースを意識することもないし

まずイヤホンを外してそしてサングラスも外して

ポーチに収めて

目から、耳から、全身で最後の走りを楽しむようにした。

 

コンサドーレユニを着ていることもあって

コンサドーレ、頑張れ!」の声も多くかけてもらったし

179市町村代表ランナーにも選出されていたこともあって

「○○町、頑張れ!」も多くかけてもらった。

 

~ちなみに179市町村代表ランナーはわが町に関しては、

毎月各家庭に配布される町報に「代表ランナーになりませんか?」という募集記事が載っていて

それに応募したら選出されたのだが、応募はなんと2人だけだったらしい。

これに選出されると、参加費は無料になり

自分のように一般エントリーですでにエントリーをしていても

現金書留で一般エントリーでの参加費は返金になりました。~

 

洞爺湖ラソンもスタートゴール付近は観客も多いのだが

そこを離れると正直孤独な自分との戦いになるのだが

北海道マラソンは新川通を含めても応援が途切れることがなく

またコンサドーレユニでの応援もほんと多く

特にコンサドーレユニで走る自分みたいな人間にとってはほんと励みになった。

 

道庁赤れんが庁舎を抜け、大通6丁目のコーナーを曲がると

遠くにゴール地点が見えてきて

いよいよ終わるんだなと実感が湧いてきた。

 

そして、笑顔でフィニッシュ。

グロスは惜しくも4時間30分をわずかに超えたものの

ネットタイムは4時間24分10秒と

洞爺湖でのベストから1分あまりとタイムも上々だった。

40km~ゴール13分22秒(km6分5秒ペース)

 

完走メダルをかけてもらうが

大人になってこうやってちゃんとメダルなんかいただける機会なんてないよね。

完走者のタオルも去年ファンランの後でうらやましく感じたものを

実際にかけてもらえる嬉しさ。

そしてアイシング用の氷をもらえたのがありがたかった。

 

記録証ももらって6丁目のステージのそばで

ザバスリカバリーメーカーを飲んでアイシングしながらしばらくしていると

新川駅から戻ってきた奥さんと娘と合流。

LINEで応援仲間にも完走の報告しておいた。

 

そして地下鉄で大谷地まで戻り

車で北広島のほのかで温泉に浸かり帰路につきました。

 

身体へのダメージは

足首が翌日だけやや痛みがでて

筋肉痛は太もも前だけ水曜までは残りましたね。

 

今回の北海道マラソンなんですが

1番有効なグッズだったのは

ダイソーで買ったメガネにクリップで挟んで跳ね上げとかができるサングラスでしたね。

ちゃんとした度付きのサングラスがもちろんいいんでしょうけど。

気温はそれほどまで上がらなかった(当日の札幌の最高気温は25.3℃)とはいえ

日差しのきつさはありましたし。

目が紫外線を受ける過ぎることで疲労物質がたまるなんて話もあるらしいし

日差しを遮ることで、暑さ自体も錯覚で感じにくくなるような気がしました。

でもメガネ自体に止めるのはメガネを痛める可能性もあるので

次は帽子につけるタイプを試そうかなと思ってます。

 

次に、首に日本手ぬぐいを巻く作戦。

これも暑さ対策には有効かなと感じました。

給水所がしっかりある北海道マラソンであれば、たびたび濡らして首元を冷やすことが

体内の温度を抑えるのに有効だと実感しました。

 

去年からの大目標だった北海道マラソンを完走という結果で終えて

今年も1回はハーフを走りたいなと10月8日のとまこまいマラソンにエントリーしています。

フルマラソンに関しては、今後は自己ベスト更新が目標になって

今すぐはまだまだ厳しいですがサブ4ってところが大目標になっていくのかなって感じです。

まぁそのためには練習の回数や質は完全に変えていく必要はあるかなとは思いますが。

 

やはりスケジュール的にいうと

今後もフルは洞爺湖ラソン北海道マラソンの2戦になるのかなと思います。

もちろん別海パイロットマラソンや網走オホーツクマラソンも魅かれますが。

 

北海道マラソン2017【準備編】

去年から、今年の北海道マラソンを完走するってのが

ランの大目標で、洞爺湖ラソンのサブ4.5ってのも

北海道マラソンの完走を見据えた目標であった。

 

そんな北海道マラソンにむけての日々をまとめる。

 

洞爺湖ラソン直前から患った気管支炎(痰と激しい咳)は

ラソンを終わってもなかなか好転せず

5月21日の洞爺湖ラソンからほぼ1か月はランを休んで回復に努めた。

全快とまではいかなかったもの

北海道マラソンから逆算して3か月前には準備を始めないといけないと

6月17日からラン再開。

それから週1ペースで20kmちょいラン。

 

北海道マラソン特有の厳しい暑さの対策に

最高気温30℃の条件で昼間を狙って

7月8日札幌-北広島サイクリングロードを30kmラン。

 

7月23日には札幌ドームリレーマラソンコンサドーレ応援仲間と参加したが

これがいいスピード練習になった印象で

これ以降、普段のランのペースもいい感じなってきた。

 

8月5日に30kmラン以降は距離をだんだん短くし調整期間とした。

 

調整のペースや走った距離はほぼ洞爺湖ラソンと同じ感じ。

ただ平日の体幹トレーニングはちとサボることが多かったかな。

 

服装に関しては

洞爺湖がレプリカユニフォームだったのに対し

今回はよりランシャツに素材の近いロッソネロTシャツ(よく言うプロコンシャツ)

を着用することにした。

レプリカはやや生地も暑い感じがするので)

背番号は18、タイのメッシことチャナティップ・モデル。

 

洞爺湖の時に着用した、長袖のコンフィットシャツやロングのコンフィットタイツは今回はやめておいて

ふくらはぎのみのカーフタイツ(ザムストのLC-1)をつけることにした。

 

ポーチには

・エネルギージェル

10km用 アミノバイタルパーフェクトエネルギー

20km用 グリコワンセコンドCCDクリアレモン

30km用 ショッツグリーンプラム味

36km用 ザバスピットインエネルギージェル栄養ドリンク味の4つ(ほぼ洞爺湖と同じ)

・折り返し頃用にBCAA顆粒

・森永のラムネ(いわゆる駄菓子屋に売ってるやつ。ブドウ糖をとりつつオヤツ感覚)

カバヤの塩分チャージタブレット洞爺湖は塩熱サプリにしたけど、こっちのほうがおいしいから)

スポーツようかんプラス(まず食べることはないと思うけど保険のつもりで)

そんな感じです。

あと、自分はちゃんとしたランニングウォッチを持っておらず

普段からペース管理とかはRUNTASTICっていうスマホのランニングアプリを利用しており

(音声で1kmごとのペースを教えてくれる)

そんなこともあってスマホとイヤホンも持参します。

 

27日の最高気温の予報は26~27℃くらいのようで

えげつない暑さにはならなさそうだけど

前出の30℃でのランの際に

とにかく体の熱が放出しきれなくてしんどくなる感覚

そしてそれは水をかぶったりするとさっと回復することを体感したので

中盤からは2.5㎞ごとにある給水でガンガン水をかぶって行くつもりです。

大雑把に1km6分ペースでいければ、15分毎に給水できるという考えで乗り切るつもりです。

 

想定ペースは

まずはスタートがFブロックなのでロスタイムを8分と想定

最初の5kmを混雑も考慮して6分30秒

それ以降は普段のペースよりやや控えめに6分10秒(イメージは6分から6分10秒の間)

30km以降を疲労を考慮して6分30秒(もちろん給水のロスを含めて)

そんな感じで4時間33分。

もちろん今回は初めての北海道マラソンなので

自己ベスト(洞爺湖のネット4時間23分9秒)の更新とかは全く考えず、完走を最大&唯一の目標として走る所存です! 

洞爺湖マラソン2017完走しました!【初のフルマラソン】

洞爺湖ラソン2017、完走しました!

初めてのフルマラソン挑戦、ネットタイムで4時間23分9秒。

目標にしていたサブ4.5も達成できました。

 

 

前夜からの流れを残しておきます。

 

20日土曜、アウェイ新潟戦の痛すぎる敗戦をDAZNで見届けた後

16時に自宅を出発。

 

高速を使って前泊の地、伊達に。

(当日入りもできなくはなかったけど、駐車場の確保など余計な不安は排除してきたかったので。洞爺の温泉街は高いし。)

伊達市内ビジネスホテルに。

夕食はちゃんとカーボローディングしたかったけど

これといった店も見つけきれなかったのでコンビニ弁当。

 

ゆっくりと風呂に浸かって、21時に就寝。。。

といきたかったが、2週間前から気管支炎になって咳と痰に悩まされる日々。

特にこの1週間はこじらせ気味で、夜寝る際に発作的な激しい咳で飛び起きる毎日で

この日も朝3時には激しい咳で起きることになってしまった。

 

6時間は寝ているのだからと、もうそのまま起きていることにし

4時くらいからぼちぼち準備

前夜コンビニで買っておいたいなり寿司6個とヨーグルト、そしてBCAA粉末を溶かしたOS-1を飲みます。

OS-1は前夜から。車中はこれだけじゃ足りずにポカリスエットも飲んでました)

暑めのシャワーを浴びた後(ここら辺は非常識マラソンマネージメントの影響です)

足の指にワセリンを塗りこんで、乳首カード用にテーピングテープを張って

なんとなく痛みのあった右ひざ下にシップを。

あと、ブレススルーっていう鼻腔拡張テープを鼻に張る。(ブリーズライトってやつが有名ですね)

服装もこの時点で本番体制に。

上は長袖のコンプレッションシャツにコンサドーレレプリカユニ、下はロングのコンプレッションタイツに短パンです。

それなりに温度は上がりそうな予報だったんで、上はコンフィッションシャツはなしにしようか迷いましたが。

(普段の練習でも下半身はそれほど暑さを感じないので下は迷うことなくこれでいきましたが)

 

5時半にはホテルを出発。途中コンビニでおにぎり2個とバナナを購入。

(さすがに餅を食べ続けるってのは非現実的だなと)

6時前には洞爺湖温泉街に到着。誘導員に誘導に従い、A1臨時駐車場(砂防ダム)に入れることができました。

ここは主会場からは比較的近い臨時駐車場ですが、A2、A3駐車場と共通のため地味にシャトルバス乗り場まで歩く必要はあります。

とはいえ、この時間に駐車場についた人はほぼほぼ主会場まで歩いて行ってましたね。歩ける距離ですし。

自分はシャトルバスに乗りましたが、他に乗ってる人いませんでした。

 

6時半ごろに手荷物預かり所の洞爺湖文化センターに到着。

建物の前に座って、あとはただただ時間が過ぎるのを待つだけでした。

普段使いのスマホGPSアプリとラン中にradikoを聞くように充電を取っておきたかったんで

もう一個SIMカードのないiphoneを暇つぶしに持って行ってました。

主会場周辺は無料の公衆wifiの環境下にあるってのは事前に情報を得てましたんで。

ツイッターとか見ながら時間を過ごしつつ

7時半くらいまでにおにぎりとバナナを食べました。

洞爺湖文化センターの手荷物預かり所に荷物を。

荷札をもらってそこにゼッケンナンバーを書き、荷物に荷札をつけてゼッケンナンバーで大まかに分けられたテーブルに

荷物を置いていくといった感じです。

 

8時ごろ主会場に。

8時半にスーパーヴァームウォーターゼリーを飲み、またまったり。

8時50分から集合なのでEブロックの中盤あたりにじんどりまたまったり。

横にコンサドーレユニを来た男性がいたので、すこしお話。

ここまでストレッチとかまったくせず。完全に序盤の走りをウォーミングアップにするイメージでした。

9時30分、なんか遠くのほうで号砲が鳴ったようでスタートっぽい。

テレテレ歩き始めてじわーっと走り始めて、実際のスタートまでロスタイムは2分14秒。

 

去年のハーフマラソンは自分の目標に適したペースの人を見つけて

その人の背後について、引っ張っていってもらう作戦でしたが

今回は事前に想定していたラップを周りを気にせず踏んでいく、そんな作戦でした。

最初の5kmは混雑も加味してkm6分30秒の想定。

最初の1kmが6分19秒。2~5kmがそれぞれ5分58秒から6分10秒の間。

 

気管支炎のこともあり、まともに走れないのではとの不安もあったが

いつもの感じの走りはできそうな雰囲気。ただ、痰だけはずっと出る。咳は幸いでない。

あと右足首がなんとなく痛くなりそうな気配が早々からしたのが気持ち悪い。

 

給水は最初から積極的にとっていく。アミノバリューと水。

飲むのはアミノバリュー。水はかぶったり、足首にかけたり。

(水は痛くなったとこにどんどんかけろとは金哲彦著「金哲彦のマラソンレース必勝法42」より実践)

 

最初の給水の最初のテーブルは大混雑で

アミノバリューが少し入った2Lの大きいペットボトルをそのまま渡されたのは笑った。

 

10kmでアミノバイタルパーフェクトエネルギーを飲む。味も飲みやすく好き。

エネルギージェル投入は4回と設定。事前の計画通り飲む。

 

さすがに汗もそれなりに出るので気づいたときに塩熱サプリも投入し、後半のつり防止。

あと、森永のラムネもウエストポーチに忍ばせておいたので

ブドウ糖投入とおやつ代わりにこれも思いついたときに。

 

7km8kmはkm6分20秒と6分27秒。給水のロスもだけどコース図によると地味にアップダウンがあったのね。

それ以外は14kmまで5分56秒から6分8秒とイーブンペースを刻めている。

 

右の足首に合わせて右足のかかとにも何となく違和感。

極力、骨盤を意識した走りで着地も足の真ん中、体の重心の真下に意識。

 

15kmのエイドにはバナナと梅干。

この梅干しがどんだけ塩まぶしてんだよ!ってくらい塩辛くて、しばらく口の中が痛かった。

恐るべし。

 

とにかく洞爺湖ラソンの肝は22kmあたりからの上り下りそれぞれ3kmの

財田の坂と踏んでいたので、そこまではもくもくとイーブンで踏むでいくことだけに集中。

 

18kmにkm5分45秒。だいぶペースもつかめて楽に走れてる頃だっただけに

だからといってペースを上げてはいけないとその後かえって自重することができた。

kmごとでいうとここが最速。

 

20kmでグリコワンセコンドCCDクリアレモン投入。

これも味もおいしく、濃すぎず、でそれほど重量もなくなかなかのお気に入り。

 

中間点で2時間9分6秒。ペースはkm6分7秒。事前の想定ぴったり。

5kmまではkm6分30秒でそこからkm6分の想定だけに

2kmから約6分のペースになった貯金を給水のロスで埋めている感じ。

 

いよいよ財田の坂

目線を下げてピッチ走行をしようと思っていたが

唯一の折り返しでランナーをすれ違う区間なだけに

コンサドーレユニさんを探すことに意識が行き過ぎちゃったかな。

何人かのコンサユニさんとサムズアップ。気合入ります。

 

ただ、23km6分31秒、24km6分16秒、25km6分33秒

もっと抑えてもよかったかなという反省点。正直もっと走りに集中すべきだったかなぁ。

 

この登り坂で足が重くなった感じ。

両ふともも前と右ふとともも裏の張りは一気に出てきた。

この後、水を含んだスポンジの提供のあるとこでは

どんどんスポンジで太ももに水をかけて冷すことを徹底。タイツを履いている分、かえって濡らして冷やしやすかった。

 

30kmでショッツエナージジェルバニラコーラ味を投入。

これはカフェインも入ってネットでも評判の高いもの。

ただ、初めて口にしたがとにかくまずい!すぐに水で押し流せるように給水の直前に口したのは正解だった。

 

30kmエイドはこの大会でも唯一の楽しみなエイド

しそジュースにゆで卵、わかさいも本舗のチーズケーキだったかな。

しそジュースとチーズケーキ?とバナナをもらう。

 

足が重くなったとはいえ、その後も当面走りが辛くなった印象はなく「30kmの壁」はいきなり感じることなし。

 

radikoでずっと郷里のNBCラジオ長崎放送を聞いていたのだが

エストポートをゴソゴソしているうちに急に音声がとまって

仕方なくここからは何も聞かずに走る。(あとから分かったのだが、ゴソゴソしてるうちにスマホ機内モードにしてたらしい)

 

35kmからは給水やスポンジのとこではしっかりとまって太ももを水で冷やした。

その分ロスタイムは30秒ずつほどでてる。

 

37km、残り5kmのポロモイスタジアム付近で

最後のエネルギージェル、ザバスピットインエナジージェルの栄養ドリンク風味を投入。

これもカフェイン入り。ショッツほどまずくはないが、どろどろと濃い目でこれも水で流す。

 

ペースはそれほど落ちてなかったこともあり

追い抜かれるよりも追い抜くランナーさんのほうが多い印象だったのは

自信になったなぁと。

暑さをそれほど感じなかったものの、それでも途中で倒れていて介護されてる人もおられました。(熱中症かなぁ)

 

最後の41km付近の歩道を走る区間の地味な登り坂はなかなか辛かったですね。

それを越えれば、湖畔の公園に入ってラストスパートって感じです。

(そんなにペースは上げなかったけど)

場所柄、スタート地点以降はそれほど応援される方の姿もまばらな大会ですが

湖畔の公園に入ると一気に応援する人たちが増えて華やかになりますね。

(そういや、30km付近の水の駅近くでコンサドーレのフラッグを持って応援していた親子連れがいましたね。嬉しかったです。)

 

湖畔の公園に入ってからすぐにゴールってわけじゃないけど

遠くに見えていたゴールのゲートにどんどん近づいて走り切り、心地よい感じでフィニッシュ!

もっと感動や感慨深いものがあるかなと思ったけどw

GPSアプリを止めて、フィニッシャータオルとポカリスエット、記録証もらって

とりあえずしゃがみこんで、無事完走したことを奥さんにLINEで報告。

 

Tシャツとランドリーバック、無料入浴券を頂いてゆっくりと洞爺湖文化センターまで歩く。

文化センターで荷物を受け取り、手ごろなスペースを見つけ荷物の中から瞬間冷却材を取り出しアイシング。

ウィダーインゼリーのゴールドとプロテインを飲み、BCAA粉末も。

ここで、スタート地点でお話ししたコンサドーレユニさんと再び出会いまた少しお話。

(マラソン中もなんどか抜いたり抜かれたりしてました。)

実はこの方、自分も何度かやっているコンサドーレのボランティアスタッフさんだそうで

あまりの奇遇にちょっと感激してしまいました。

次、自分が担務する際にでも再会できるといいなぁと。

 

バスターミナルからA駐車場行のシャトルバスに乗り込みA駐車場の乗降場まで。

で、実際のA1駐車場まで意外と歩くのがフルを走った後の足にはここで辛い。

 

せっかく無料入浴券を頂いたんだし、少しでも疲れを取ろうと温泉に入ろうとするが

意外と障害は多い。

まずは利用できる時間がぎりぎりの旅館が多い。16時までとかザラ。

制限時間ぎりでフィニッシュする人とか、はなからお断りみたいな時間設定。

(まぁ通常の日帰り温泉の受付時間がそうなんでしょうけど)

あと、洞爺湖温泉街の旅館はどこも激混みなんて話はネットでよく見たのでやはりパス。

そもそ臨時駐車場自体が16時までしか利用できないとのことなんで

車をまたどこかに移動しないといけないんだけど、マラソン直後に旅館の駐車場って空いてるのだろうか。

 

ってことで、洞爺湖温泉街以外のとこが狙い目と思われたので

車で30分弱ほど走ったところの「天然豊浦温泉しおさい」でひとっ風呂頂きました。

ラソンで疲れた体に温泉が染み渡る感じで、いいですねぇ。

温泉内にはマラソン後と思われる人も確かに多かったのですが

洗い場がないとかそこまでの混雑っぷりって感じではありませんでした。

 

利用時間、洞爺湖からの距離感とかを考えても

無料入浴券での入浴が可能なところでは

ここ「天然豊浦温泉しおさい」か「壮瞥町営ゆーあいの湯」壮瞥温泉の「いこい荘」

「仲洞爺温泉来夢人の湯」あたりが狙い目になるのでしょうか。

ゆーあいの湯なら美笛峠方面へそのまま出れますしね。

 

「天然豊浦温泉しおさい」での入浴を終え

すぐ出たところのセイコマで「北海道メロンソフト」を。

ラソンに向けてだいぶ甘いものは断っていたんで。

 

虻田洞爺湖ICから高速で帰宅しました。19時前には自宅についたかな。

 

そんでもっての翌日の今日ですが

意外といつもあるジャンパー膝のひざ下の痛みは全くなしですね。明日以降にでも来たりして。

その代りじゃないけど、太もも前の筋肉痛はやはりひどいです。

階段の上り下りはしんどいですね。あと、マラソンの間気になってた(結局そこまで痛みにはなりませんでしたが)

右の足首、うちくるぶしの上には痛みは来ました。今、湿布貼ってます。

あと、両足小指に水ぶくれができました。練習の時含めワセリン塗ってても距離を踏むと多少はなりますね。

 

今回のマラソンを終えての感想。

強がりではないけど、去年の千歳や旭川のハーフより心肺的なしんどさはなかったですね。

サブ2のためにある程度スピードを求めたハーフよりは

もともとの設定ペースをkm6分においていたのが大きいかなと。

サブ4あたりを目標に置いたりすると全くそこは変わってくるのでしょうけど、

次の北海道マラソンも基本の設定ペースは同じくらいにしようと思ってます。

 

あと、事前にコースを下見してたのは正解でした。

財田の坂含めて、走りながらこの後がどんな感じかをイメージしながら走れるのは

ぶっつけで初めてのところを走るより、心象的に大きなアドバンテージがあるなと。

 

次は北海道マラソンです。

去年はファンランで初めて参加しましたが、フルマラソンとは全く違う種目ですからね。

距離やペースに関してはほぼほぼ不安は解消しましたから

とにかく暑さ対策。

暑さの中で、今回の洞爺湖に向けての練習量をしっかり確保できるか

そこにかかっていますね。

 

あと、フルマラソンではないですが、

札幌ドームリレーマラソンにも42.195㎞の部でコンサドーレ応援と参戦します。

(職場の仲間と出た去年に続き)

スピード練習の一環として、どれくらいの時計で走れるかな。