北海道マラソン。楽しいファンラン、過酷なフル。
8月28日、北海道マラソンのファンランに参加してきました。
6時半前に家を出発
7時過ぎに大谷地駅近くの駐車場に車を置いて
大谷地駅から地下鉄(駅ホームにいた人の半分は北海道マラソンに参加する人っぽかった!)
大通駅から歩いてファンランのランナースペースのある道庁赤れんが庁舎へついたのは7時45分くらいだったでしょうか。
9時スタートということもあれば、ファンランならこれくらいの時間についてちょうどいい感じでしたね。
更衣室で着替えたり、荷物を預けたり、そんなこんなもそれほど混むことはなかったです。
荷物はあらかじめ送られてきた
スタートの前からエイドステーションが開いており
バナナとかスポーツドリンクをもらえるのは至れり尽くせり。
8時半前には大通のスタート地点に移動。
前回まではファンランのランナーは最後尾からのスタートだったらしいですが
今回は事前に申請していた想定のフィニッシュタイムに応じて
2つのブロックに分かれる形になっており
自分はEブロック。フルのFGHブロックよりも前、最後尾はファンランのIとなります。
大通りにはスキマスイッチの大会テーマソングが流れ
MCの人が盛り上げてて非常に華やかな雰囲気。
さすがに参加者1万人規模の大会はまたスケールが違うなって。
ゲストとかが紹介されますが、Eブロックは待機所が奥まっているんでぜんぜん見えませんw
そんなこんなしてたら準ゲストランナー的な存在のコンサドーレ札幌U-18の選手たちがEブロックの先頭にやってきました。
9時、カウントダウンの後スタートの号砲が鳴りますが・・・
当然早々には動き出しません。
記録証によるロスタイムは3分40秒でした。
後ろのほうは10分くらいのロスタイムがあるようで。
駅前通りを大通りからススキノ方面に走っていって
普段走れない、公道のど真ん中を走るのはテンションが上がりますねぇ。
そんな中、ウッチー(コンサドーレの内村選手)のお面をつけた女性が走っていたんで
「おっ、ニセウッチー!がんばりましょう!」って声をかけました。
ニセウッチーを始め、ほんとコンサドーレのユニフォーム姿のランナーは多かったですねぇ。
今回は札幌ドーム6時間リレーマラソン同様、去年モデルの背番号5櫛引ユニで自分は参加してました。
コンサドーレのユニフォームはランナーだけでなく
道中の沿道にはユニフォームの応援団も多くて、ほんと元気が出ました。
沿道の応援は、知り合いの人へのもの、ランナー全体へのものさまざまですが
コンサドーレのユニの応援団は明らかに自分に対してってのがはっきりしてますから、嬉しいですねw
ファイターズユニのランナーも同じくらいいたのですが
ユニフォームを着て沿道で応援されてるのはコンサドーレのユニフォームの人ばかりで
これは文化の違いとか、なにかしらの違いがあるんでしょうね。
自分は札幌市民ではありませんから中島公園あたりを過ぎると
土地勘はまったくなくなってちと不安ではありましたが
やはり大会の雰囲気で普段よりは楽に走れてましたね。
5kmに給水があったのですが、路上に捨てられた紙コップの数がほんと多くて。
どうにかなんないんですかね、あれ。給水のある側にごみ箱がたくさん設置してあったのですが
反対側にあってもいいんじゃないかなぁって走りながら思っていました。
創成川通りに入ると、北海道マラソン序盤の特徴の一つである地下に潜る自動車専用トンネルの創成トンネルに入ります。
日差しはさえぎられますが、もわーっとした湿度は感じます。
トンネルの中を走る非日常感は味わえますがw、ただ地上に戻った時に再び浴びる日差しをが余計にきつく感じます。
コンディション調整がうまいくいったからか、大会の雰囲気にうまく乗せられたのか
ずっと走ってて楽しく、7,8,9kmと過ぎていくうちに
「あぁ、もうちょっとで終わっちゃうのかぁ」と名残惜しくて。
札幌駅の北側、10km付近でフルのランナーとはコースが分かれてファンランは道庁に向かいます。
フルと別れたら、すぐにゴール、そんな感じです。
道庁赤レンガ庁舎前のゴール地点にはエスポラーダのリスポとレバンガのレバード、
そしてコンサドーレのユメ(神田夢実選手)とマエヒロ(前寛之選手)がハイタッチで待ち構えてました。
この前日、天皇杯1回戦で公式戦では久々となるゴールを決めたユメに
「ユメ!昨日はナイスゴール!」とハイタッチしながら声をかけました。
https://www.youtube.com/watch?v=PiozjwnUaqk
この動画の7分10秒あたりでゴールしてます。
先にゴールしてたコンサドーレ札幌U-18の選手たちに水のペットボトルをもらって(ユースのみんなもおつかれさま!)
そしてエイドステーションで石屋製菓の「白いバウム」もらったけど
ランの後はさらにうまい!
身支度を終えて、今度はフルの応援に移動です。
職場の後輩がフルに参加していること、そして来年参加しようと思っているフルマラソンの過酷さを少しでも見ときたいということもあって
比較的公共交通機関で移動しやすく、かつまだまだ残り距離もあってしんどいと思われる
JR新川駅付近の36kmでフルのランナーを応援しました。
コンサドーレユニのランナーさんと他のJリーグチームのユニのランナーさんに絞って
声援を送りました。
11時半あたりには到着してたでしょうか。
まだそのころはBブロックのゼッケンをつけたエリート市民ランナーさんがガンガン走っていましたが
C、Dブロックのゼッケンが目立ち始めるころからユニのランナーさんが走ってきて
「コンサドーレ、がんばれ!」「○○(チーム名)、がんばれ!」って声をかけました。
(もちろんこっちもコンサドーレ櫛引ユニのまま)
サムズアップやユニのエンブレムをたたいたり「ありがとう!」ってかえしてもらったり。
他チームユニの中には「来年J1で会おう!」と声をかけてくれる某J1チームユニの方もいて嬉しかったですね。
そう、ほんと来年はJ1で戦うぞって!
見かけたJリーグユニは浦和、横浜FM、川崎、大宮、FC東京、広島、新潟、磐田、松本、愛媛、セレッソ、京都、富山サポさんでした。
Fブロック以降のゼッケンのランナーさんが中心になると
ランナーさんから伝わってくるのは過酷さの一言で、近くてリタイヤしてしまう人も見かけたり。
この日はもともと小雨予報でそれほど気温は上がらないのではとされていたのですが
結果、天気は良くて最高気温も27度近くまで上昇。
ファンランは10時過ぎにはフィニッシュしたので、ある意味「気温が上がる前に」走り終えた感じですが
北海道マラソンフルは距離の壁だけでなく、やはりこの温度が最大の壁ですね。
来年参加するためには事前の準備を相当にやっとかねばと痛感されました。
結果、制限時間ぎりぎりの最終ランナー、そしてその後ろから走ってくる「終末」と書かれた車や(表現が生々しすぎる!)
そして35kmの関門で回収されたランナーさんが乗ったバスまで見届けました。
ファンランの楽しさ、フルの過酷さ、両極端な北海道マラソンの二面性を感じた1日でした。
実は11月6日開催予定とされていた苫小牧で行われるフルマラソン挑戦会でフルマラソンに初挑戦するつもりだったのですが
ふたを開けると11月13日開催となっており、この日は先に予定があってこの大会への参加は断念となりました。
さて、旭川ハーフを今季ラスト走にするか、もう1走を入れるか。考え中です。