ノーザンホースパークマラソン2016に参加しました。【実質的なデビュー戦】

5月15日、苫小牧市ノーザンホースパークにて行われた

ノーザンホースパークラソンに参加してきました。

実は去年の札幌マラソンを娘の思い出つくり?目的にと

ペアラン2.5kmしたことはあるのですが

2月にランニングを初めての実質的なデビュー戦となりました。

春の大目標はJAL千歳国際マラソン・ハーフなのですが

それの前に、マラソン大会なるものの雰囲気や流れを先にしておきたかったことと

後述しますが競馬的な興味からこの大会を選択したのです。

自分が参加したのはトレイル7km。

他にペアラン2.5km、そしてハーフ、トレイル7km+ハーフ。

トレイル7kmのスタートは9時半なので

自宅を7時に出発。自宅からノーザンホースパークまで車で1時間程度です。

当日の交通手段は車で行くか(会場の駐車場代金1000円)

新千歳空港から無料のシャトルバスとなりますね。

去年までは南千歳駅併設のアウトレットモールレラからのシャトルバスもあったようですが。

ノーザンホースパークは北海道苫小牧市にある

サラブレット生産・育成・調教を行うノーザンファームが運営する自然公園というか観光牧場というか

そんな施設です。

大きさは札幌ドーム8.7個分!

そんな広さの施設ですので、駐車場も施設内に十分に確保されています。

自分が止めたところは普段は馬術が行われるような馬場でしたね。

そこからメイン会場に歩いて行こうとしたらその途中で

ウエルカムドリンクとして暖かいお茶のサービス。

この大会のポイントの一つである「ホスピタリティの度合いの高さ」をまず感じた瞬間でした。

ゲート写真

メイン会場に移動するとすでに飲食ブースがスタンバイ済み。

この大会、参加費は割高ではあるのですが

(ハーフ、トレイル7kmそれぞれ7000円、ハーフ+トレイル10000円、ペアラン・大人1人3000円、子供1人2000円税抜)

その分、朝食昼食のビュッフェが参加料に入っています。

さっそく飲食ブースに移って、朝食セットをもらいます。

おにぎりとパン、バナナとお茶のセットです。

ラソン参加者以外も小学生以下は無料、大人は2500円でビュッフェで飲食ができます。

応援の奥さんも娘も一緒に朝食。

あと、飲食のための椅子・テーブルも十二分に確保されています。

屋根つきのエリアも多かったですね。

昼食のためのスープカレーを作るための大鍋なんかもありました!

そんなこんなしてるうちに

ペアラン、トレイル7km参加者のための準備体操の時間が。

ステージには橋本聖子大会会長と今回のゲストランナーの福島和可菜さんが登場。

福島さんのリードでストレッチを中心とした準備体操で体をほぐします。

ペアランのスタート前には

このペアラン恒例らしいウエディングランのセレモニーが。

タキシード姿の新郎さんとウエディングドレス姿の新婦さんが紹介され祝福されていました。

この際は飲食ブースのテーブルに戻っていたので

大型ビジョンでその様子を見ていました。

ちなみに、今回ステージ横にあった大型ビジョンは門別競馬場で競馬開催時に実際にレースの様子を映し出している

自走可能なビジョン車を使っていました。

こんなとこにも競馬つながり。

iphoneのカメラだと画像が乱れてますが当然ちゃんと映像映ってます)

9時スタートのペアランのゴールする人たちを見ようとスタートゴール地点に戻ると

トレイル7kmのスタートを待機している人もすでに多かったので

トイレを済ませて早めに自分も待機することにしました。

最後尾の「43分以上」のゾーンに。

ペースがどれほどのものになるか見当もつかなかったので。

ちなみにトイレは会場内に何か所もありメイン会場付近の建物のそれを避ければ

長く待たされるということはないように感じました。

スタートの前にはG1ファンファーレが高らかに鳴り響き

カウントダウンの後にスタートが切られました。

ただ、馬を驚かせないようにか、ピストルでの号砲ではなく、「スタート!」の声でした。

トレイル7kmは、ノーザンホースパークの敷地および隣接するノーザンファーム空港牧場の敷地を走ります。

そこにはダートコース(いわゆる砂地ですね)や牧草地

そして最大の目玉の全天候型坂路コースという傾斜のついたコースなど

サラブレッドの調教コースや牧草地を走り抜けるコースとなっています。

ダートコースは踏み固められたようなところは走りやすいのですが

そうでないところは足を取られそうになりそうでなかなか走り辛い。

牧草地はクッションもよく、足への負担も少なくて非常に走りやすかったですね。

そういった意味では牧草地はあまり周りを気にすることなく走れるけど

ダートコースは走るところを見定めながらのランになりやすく

他のランナーさんを交わしたりする際はやや注意を要しましたね。

コースも中盤にくると遠目に坂路コースの全貌が見えてきます。

圧倒的な迫力!

写真を撮る方も多かったですね。

坂路コースはウッドチップと呼ばれる木のチップのようなものが敷き詰められており

お世辞にも走りやすいとは言い難いもの。

サラブレッドが常時走っているであろう中央部はだいぶ掘られた感じでいざ走ろうとすると足を取られそうで

ダートコース同様踏み固められているところのほうが走りやすく

サラブレッドによって掘り返されてないであろう壁際を皆さん走られており自分も壁際に寄り添って走っていました。

いわゆる競馬でいう内ラチ沿いってやつですね。

傾斜自体はそれほど感じませんでしたね。

牧場内のコースということもあって

一般の方の応援というのはほぼ無いに等しいのですが

ところどころにお馬さんの応援?があってこれはこれでほのぼのしてていいですね。

途中にはゲートなんかもあったりして、反射神経的にゲートをちゃんと通過。

大会はコンサドーレユニで行く!と決めたので

ユニ姿で走っていたのですが、ノーザンファーム空港牧場の方かな

「コーンサドーレ!」コールをされたんですよ。

これは力が湧きますね!

他にも「コンサドーレ頑張って!」と声をかけられたりしましたが

なんでしょうね。この力の湧き方は。

「○○現象」と名付けたいところですが、なかなかいい案は出ませんので今後の課題。

そんなこともあり、笑顔でポーズを決めながらゴールイン!

ちょっと顔を拭いたりできるホットタオルを渡され、いろはす、サッポロプレミアムアルコールフリー

きき湯ファインヒートっていう入浴剤 そしてTシャツをいただきました。

去年の札幌マラソンの際にもらったTシャツと違って、綿100%のTシャツなので

普段のランニング用というわけにもいかず

さっそく普段着にさせてもらってます。

猫は賞品ではありませんw

ネットタイムが39分5秒。グロスタイムが39分38秒。

km5分35秒ペースでした。

普段使っているスマホのアプリRuntasticを使いながら1kmごとのペースを

音声で聞きながらのランでしたがスタート直後の混雑のあった最初の1kmがほぼ6分で

あとは5分10~40秒ペース。

普段の練習からのイメージとしてはkm6分のイーブンペースが理想なのですが

普段の単走と実際のレースは勝手が違い

理想のペースをキープすることは次のJAL千歳国際マラソンのハーフや将来のフルに向けて

大きな課題となりそうです。

レース後は函館のスポーツマッサージの専門学校のブースで

そこの学生の子にストレッチをしてもらってケア。

あと、この大会は近隣の温浴施設の無料券がもらえてまたそこへの送迎のバスも

ノーザンホースパークから往復します。

自分は応援の奥さんや娘もいますのでそれは遠慮して

シャワー室を利用させてもらいました。

研修棟という名の宿泊施設がシャワー室として開放されており

バスタオルまで貸してもらえて至れり尽くせりでした。

(とても新しいきれいな建物でした。)

応援の奥さんと娘はレース中はキッズイベントに参加していました。

ここはもともと遊具施設も充実しているのですが

キッズパークという子供向けのエリアで

宝探しゲームや、綱引き、玉入れなど

家族の応援でこの大会を訪れた子供たちも楽しめるようなキッズイベントも充実していましたね。

自分がストレッチ、シャワーを終えて、奥さんと娘がキッズイベントを終えたころに

再び飲食ブースで合流しました。

昼食タイムです。

昼食は基本の「おにぎり、エクレア、ステーキ、コールスローサラダ」のプレートと

(ちなみに朝のおにぎり含め、おにぎりやコールスローサラダはセブンイレブンのものでした。かえって安心できるかな)

それとは別のブースで提供されるラーメン、ジンギスカンスープカレーです。

ただ、スープカレーはいわゆるライスがついたものではなくスープのみなので

奥さんはおにぎりを投入して食していましたw

ビュッフェスタイルなのでジンギスカンは何個か食させてもらいましたね。

タンパク質補給ってことで。

ノーザンホースパークの最近の注目は

園内で行われる「ハッピーポニーショー」というポニーによるショーです。

こちらも開催されてましたので、見学しました。ほんと何度見ても楽しい!

(躍動感がありすぎてブレブレですw)

そんなこんなしている時間はまさにハーフマラソンの時間中だったのですが

ハーフマラソンに関しては参加していないので

詳しいところはわかりませんが、プログラム等で知りえる情報としては・・・

・トレイル7kmと違って、ノーザンホースパークの敷地を抜けて周辺の一般道路を走り戻ってくるコースです。

・制限時間3時間。途中、10km地点1時間25分、16.7㎞地点2時間22分の関門あり。

・エイドで牛乳やとうもろこしが提供される。

そんなところでしょうか。

ちなみにトレイル7km+ハーフのWエントリーの方はトレイルのスタートが9時、ハーフのスタートが11時なので

トレイル完走後1時間弱のインターバルといった感じになるでしょうか。

我が家は厩舎のほうにも顔を出して

菊花賞メルボルンカップ勝ち馬のデルタブルース

(トレイル7kmの際は先導役をやっていたそうですが後ろのほうで全然わからずじまい)

三冠馬ディープインパクトのお母さん・ウインドインハーヘア

そして最近のハッピーポニーショーの注目株であるらしいアヒルの「ぴよちゃん」などの様子を見学したりしていました。

デルタブルースの写真・・・ではなくぴよちゃん)

調教コースのそばはハーフマラソンの終盤のコースになっており

そちらもちらっとのぞいたのですが

ちょうどベガルタ仙台ユニ姿のランナーさんがいたんで

おもわず「ベガルタかんばってください!」と「○○効果」の輪をつなげてしまいましたw

1時半ごろからハーフとトレイル+ハーフの表彰式が行われたのですが

トレイル+ハーフの合計時間の部の優勝者は馬に乗って登場し、一口馬主

中央競馬の競走馬の馬主の権利を数百分の一所有できて、優勝した際の賞金等もそれに応じて得ることができる権利)

がもらえるというもの今大会ならでは。

その後は熊本支援のチャリティーオークションには

北海道コンサドーレ札幌小野伸二選手のサイン入りスパイクなど

著名スポーツ選手のサイン入りグッズが出品されていましたが

そこは場所柄、騎手のサイン入り勝負服の落札額が他を圧倒していましたね。

ちなみに伸二のスパイクのオークションの際には

コンサドーレのマスコット・ドーレくんが登場し会場を盛り上げていましたね。

  抽選会には一口馬主権が賞品に登場!しかしはずれ。

最後に大型ビジョンでこの日東京競馬場で開催されたG1ビクトリアマイルが放映されたんですが

この前に100円募金するとこのレースの100円分のランダムの馬券がもらえるってことで

1枚馬券に握りしめてレースを見ていましたが、はずれw

でも、参加者も応援に来た人も、マラソンだけでなく1日楽しめるそんな大会が

ノーザンホースパークラソンでしたね。

あと最後に。

実は猫ひろしがゲストランナーで参加予定だったのですが

直前のカンボジア五輪代表選定レースで優勝し、カンボジア陸連から日本への渡航にストップがかかってしまい

急きょ参加できなくてしまったとのことでした。ニャー!